once~ダブリンの街角で
12月24(水)
 深夜、テレビで映画『once~ダブリンの街角で』をみた。
 低予算ながら評判になり、挿入歌「フォーリン・スロウリー」がアカデミー賞の歌曲賞に輝いた映画だ。
 舞台はアイルランドのダブリン、父親の仕事を手伝いながら毎日街角で歌いつづける男、いっぽう、チェコからの移民で、幼い子供を育てながら細々と暮らしている女。その二人が出会い、またそれぞれの人生を歩み出すまでの、ちょっとした物語。
 華やかさは一切ないが、ひとつひとつの動作、ひとつひとつの会話が誠実で、静かな余韻が嬉しい映画だった。
 主役のふたり、グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァは実際にスウェル・シーズンの名で活動中のミュージシャンだ。映画のほうが話題になってしまったので、スウェル・シーズンのほうが後のように思われがちだが、映画の前から既に活動していた。
 そもそも、映画の監督、脚本のジョン・カーニーは、グレンが所属するもうひとつのバンド、ザ・フレイムズのメンバーだったこともあり、いろいろとグレンにアドバイスを求めたりしているうちに、主役予定の俳優が降板したことから、グレンに役がまわったという経緯がある。
 1月にはスウェル・シーズンとして来日公演も決まっている。
 1月14日(水)渋谷duo music exchange
1月15日(木)渋谷クラブクアトロ
 詳細は、プランクトンへ。http://plankton.co.jp
e0077638_13551221.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-25 13:58 | 映画 | Comments(0)
麗蘭2008「継続は力なり。」ーーってか。
12月22日(月)
 地下鉄を降りて地上にあがると、雨が降っている。少し歩くので傘が必要だ。コンビニに立ち寄り、ビニール傘を購入して渋谷O-EASTへ。
 近くに看板が見えたところで気がついた。
 れれっ、SHIBUYA-AXとあるではないか、と。そうだ、いつも会場はここなので、すっかり、ここだとばかり思いこんでいたが、O-EASTはここではない、円山町界隈というか、正確には道玄坂のduo music exchangeと抱き合わせにある、あそこではないか、と。
 慌ててタクシーを拾う。
 そうやって、少し遅れはしたものの、<麗蘭2008「継続は力なり。」ーーってか。>に。
 「Get Back」、「あこがれのSouthern Man」、「今夜R&Bをーー」、「ミュージック」等々のおなじみの曲に、ルシンダ・ウィリアムスの「アー・ユー・オールライト?」、ローリング・ストーンズの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」に「ハーレム・シャッフル」等の日本語版も交えての約3時間、仲井戸麗市、土屋公平、お二人のギターもたっぷり楽しめた。
 「Hello Goodーbye」を聴いていると、一年がすぎていく実感に、つくづく来年はいい年であるようにと、願いを重ねたくなる。いや、いい年とまではいかずとも、少しはーーね。
 
e0077638_1441315.jpg



ちなみに、土屋公平さんは、1月21日、初のソロ・アルバム『GET STONED』を発売するそうだ。

e0077638_1442561.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-23 14:54 | 音楽 | Comments(2)
<Joyful Noise~『ザ・ラスト・ワルツ』を観よう、聴こう>
12月19日(金)
 渋谷のLi-Poで、市川誠さんと打ち合わせ。次回のトーク・イベントというか、「Joyful Noise」が決まりました。
 前回の<『ゴールドラッシュのあとで』を語る>のときに話しに出たザ・バンドのラスト・ワルツを題目に、映像や音楽を楽しみながらお話ししたり、お酒を飲んだりしながらということになりました。
 題して、<『ザ・ラスト・ワルツ』を観よう、聴こう>。
 30年以上も前のことなので、すっかり記憶もおぼろげですが、みなさんと一緒にふり返ってみようと思います。
 お喋りの相手は、今回も市川誠さんです。
e0077638_13414956.jpg


 1月31日(土)
 午後5時オープン、午後5時半スタート、午後8時頃終わる予定です。
 会費¥1000(ワンドリンク付)
 場所 Li-Po
 〒150-0002 渋谷区渋谷3-20-12 sunx prime bld2f
 Tel 03-6661-2200
 渋谷駅東口徒歩2分 東横線脇の路地太極拳道場の隣です。

 それから、いまさらですが、前回の会で流した音楽を下記に書いておきますね。
<Joyful Noise~『ゴールド・ラッシュのあとで』を語る> 
 11/15/2008@Li-Po
オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート/ニール・ヤング
ハープス・アンド・エンジェルズ/ランディ・ニューマン
ウィドウズ・グローヴ/トム・ウェイツ
ロッキング・チェアー・イン・ハワイ/ジョージ・ハリスン
ランブリン・マン/イザベル・キャンベル&マーク・ラネガン
時は流れても/センチメンタル・シティ・ロマンス
シングル・ライフ/ラグバーンズ
パーフェクト・ブルー・ビルディングス/カウンティング・クロウズ
セプテンバー・グラス/ジェイムス・テイラー
フィッシャーマンズ・ブルース/ウォーターボーイズ
四季の詩/仲井戸麗市
ハリケーン・ドロシー/おおはた雄一
500マイル/フーターズ
命知らず/ウォーレン・ジヴォン
ストップ/ライアン・アダムス
7月4日のアズベリー・パーク(サンディ)/ブルース・スプリングスティーン
e0077638_13513198.jpg

e0077638_13592192.jpg

e0077638_13542429.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-20 14:10 | 音楽 | Comments(2)
J・M・G・ル・クレジオ
12月16日(火)
 北海道新聞の佐々木学、岩本茂之両記者と、忘年会をかねた飲み会。
 佐々木さんは、以前ぼくのコラムを担当していただいたかたで、4年半の北京駐在を経て帰国したばかり。北京駐在中の話をいろいろうかがった。
 岩本さんとは、ジャクソン・ブラウンやキャロル・キングの話で盛りあがる。
 スペイン料理を食べた後、近くのバーへ案内していただいた。
 名をオクシトンという。
 紹介された店主曰く、ル・クレジオの『海を見たことがなかった少年』に登場するヨットの名からとったんですよ、と。
 クレジオは、今年、ノーベル文学賞に選ばれたフランスの作家だ。
 偶然というほどのものではないかもしれないが、ちょうど、この夜途中で本屋さんを覗いたら、彼のデビュー作『調書』(豊崎光一訳)が新しい装いで並んでいたので、なつかしくて購入したばかりだった。
言葉にしようもないから言葉で追いかけるしかないような、若い頃に憧れたあのヒリヒリした感覚に、いま改めて、そしてむしょうに触れたくなって。
e0077638_032042.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-18 00:41 | 書籍 | Comments(0)
JTのクリスマス
12月15日(月)
 クリスマス・シーズンだ。
 街を彩るイルミネーションも、年を追うごとに早く点灯されるようになった気がするのはぼくだけだろうか。
 我が家でも、12月に入るのを待っていたかのように、リヴィングルームにクリスマスツリーが。
 クリスマスと言えば、「ザ・クリスマス・ソング」。
 メル・トーメが、友人のロバート・ウェルズと一緒に、暑くてかなわんなあ、と夏の盛りをぼやきながら、せめて気分でも涼しくと作ったと言われているクリスマス・ソングの定番だ。
 
 1才から92才までの子供たちに、
 何度も言い尽くされた言葉だけど、
 あなたにメリー・クリスマスを、
 
 このくだりがぼくは好きだった。
 1才から92才までの子供たち(Kids)に、というのが。
 そう言えば、ジェイムス・テイラーは、『JTのクリスマス』の中で、それを二度繰り返すところで、二度目は1才から102才までとかえて歌っている。
 そんなところにも、この人の人柄がしのばれる。
 そうかあ、そういうところにも高齢化の波がねぇ、などとは言わないで下さいね。
 なんだか、現実に戻される気がして切ないから。
e0077638_1246471.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-16 12:51 | 音楽 | Comments(0)
California Night
12月10日(水)
 夜、The Silver Crickets 主催のClub California Night に。
 今回も、無事に終えることが出来ました。
 お忙しい中、足を運んで下さったみなさん、有難うございました。
 今回は、オープンマイクならぬオープンDJを企画、みなさんからの参加を募っての新しい試みをやってみましたが、それも新鮮で大好評でした。
 詳しくは、セットリストを含めて後日リポートしますが、オープンDJに参加していただいたみなさん、有難うございました。
 アボカド屋madosh!cafeさん、お世話になりました。
 
e0077638_16325375.jpg


 下の写真は、スタッフ手作りのフライヤー。
 いつもアイディアには感心させられっぱなしです。
 毎回、どういう趣向を凝らしてくれるのか、そちらも楽しみで、カリナイを開催する上での原動力にさえなっています。
 
e0077638_1637482.jpg

e0077638_1636169.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-11 16:42 | その他 | Comments(4)
中川五郎@Li-Po
12月6日(土)
 夜、渋谷のLi-Poに。中川五郎さんのライヴをみるのは、確か今年に入って初めてだったような気がする。
最近は、歌ってばかりだという五郎さんだけあって、新しい歌も随分聴かせてもらった。
椅子の上にあがって歌ったり、ピート・タウンゼントばりにギターをかき鳴らしたリと、元気いっぱい。
小さなお店なので、生の歌がいちだんと生ものといった感じで力強く響いた。
 そう言えば、渋谷駅からお店に急いで歩いていたら、妙な光景に出くわした。
水着一枚でビーチサンダル、もちろん上半身は裸、浮き袋にシュノーケルを持って歩いている男性がいたのである。人通りの多い渋谷だったのですれ違う誰もがふり返る。
きっと、なにかの罰とか、遊びだろうが、寒いのにお疲れ様でした。

e0077638_1302396.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-08 13:06 | 音楽 | Comments(0)
ジェファーソン・スターシップ、Pupa
12月2日(火)
 丸の内のコットンクラブで、ジェファーソン・スターシップをみた。これまでにも何度か来日しているそうだが、ポール・カントナーを、デヴィッド・フライバーグを、こうやって間近でみるのはぼくは初めてだ。
カントナーは、椅子に座ってギターを弾きながら歌った。もっと違った形で、もっと早くみてみたかったが、それでもやはり、ちょっとした感慨がこみあげてくる。
 新作『ツリー・オブ・リバティ』は未聴だが、それを軸にした構成なのだろう、「木の舟」で幕をあけ、ディランの「自由の鐘」なんかを交えながらの約1時間半。先祖返りというか、フォーク、フォーク・ロックへのアプローチが、それも素直なアプローチが印象に残った。
 グレース・スリックにかわる新顔キャシー・リチャードソンの、「あなただけを」でのパワフルな歌いっぷりも圧巻だったが、ジョン・レノンの「イマジン」とボブ・マーリィーの「レデムプション・ソング」を合体させた「イマジン・レデムプション」も良かった。
e0077638_1574942.jpg


11月30日(日)
 いよいよ、明日から12月という日曜日、渋谷のC.C.レモンホールでPupaをみた。最初で最後と銘打ったツアーの最終日、とは言ってもこの日の東京公演を入れても大阪、福岡の3回というあたりが楽しい。
 細野晴臣がベーシストとして参加するという一幕も。考えてみれば、このバンドというか、プロジェクトにはベーシストがいないのに気がついた。それでも、いっこうに不都合は感じられなかったし、こういうホールでもたたずまいが似合っていて、それにも驚いた。おそらく、それほど達者な人たちが集まっているということであり、この後どうなるのかわからないが、アルバム1枚限りでは勿体ないような気がする。
 最後は、例によって高野寛作の「How?」。
 こういうふうに始まる。 
How do you wake up?
How do you say hello?
How do you look around?
How do you do it?
I wanna know
Well well
I wanna know。
e0077638_1515351.jpg
  
[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-05 15:14 | 音楽 | Comments(0)
プリシラ・アーン、そして、それ自身のインクで書かれた街。
11月29日(土)
 普段の華やかさに、師走に向けての慌ただしさも加わっているのかもしれない。週末の夜の六本木は賑わっていた。
 その人混みを縫って、ビルボードライブ東京へ。プリシラ・アーンのライヴをみるためだ。
 爽やかで、清々しく、時折笑い声がそこにころころと転がりながらくっついてくる声で1時間余り。先日のショーケースでは線が細く感じられた声にも、思いの外強さがあって、それが新しい発見でもあった。
 宮崎駿アニメが好きらしい。その作品のひとつ(「耳をすませば」)の主題歌という「カントリーロード」を日本語で歌う一幕も。もちろん、原曲はジョン・デンバーのヒット曲。
 ぼくは宮崎アニメというか、スタジオジブリ作品には全く知識がないので、歌詞がどう改めてられているのかわからなかったが、最後はカントリーロードをコンクリートロード?もしくは道路?に変えるという捻りをきかせていた。
e0077638_1137458.jpg

 

 「ムーンビーム・ソング」も、良かった。
 その昔、ニルソンが、きみは月の光をみたことがあるかい、それは時々雨と戦いながら窓を通り抜けてきみの部屋に入り込む、と歌った曲だ。ぼくの大好きな曲のひとつで、プリシラ・アーンは、『グッド・デイ』の日本盤にボーナストラックとして収録している。
 この曲を聴きながら、先日、出版記念イベントの際にあるかたからいただいたスチュアート・ダイベック著『それ自身のインクで書かれた街』(柴田元幸訳)中に、こんなフレーズがあったことを思い出した。
 
  今夜、月には住所がある。

e0077638_11422687.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-12-01 11:52 | 音楽 | Comments(0)
雨降る休日にジャクソン・ブラウンをみた、きいた。
11月24日(月)
 それにしても、凄い熱気。会場が興奮に包まれているというか、男子トイレにあれほど列が出来るコンサートも久々だなあ、と関係ないところで感心したり、驚いたり。
 その歓迎ぶりをみながら、ジャクソン・ブラウン最大のヒット曲のひとつは日本のファンかもしれないなあ、と思ったりしながら、4年ぶりの来日公演をみた、きいた。
 新作『時の征者』にあわせての、バンドを従えての来日公演。
当然、新作からの曲が中心の構成だが、「青春の日々」や「レイト・フォー・ザ・スカイ」といったジャクソン・クラシックの数々も披露されたし、「テイク・イット・イージー」まで飛び出すサービスぶり。
 殊に印象深かったのは、新たに加わったシャボンヌとアリシアの若い女性シンガー二人、そのてらいのない歌いっぷりもあって、「サムシング・ファイン」や「ライヴズ・イン・ザ・バランス」などが素晴らしく新鮮にきこえた。
 会場ではいろんなかたにあった。それもご無沙汰ばかりしている方々に。
e0077638_1432135.jpg

[PR]
# by in-cahoots | 2008-11-25 14:07 | 音楽 | Comments(0)