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1月30日(土)
今年に入って、ロック界の訃報が続く。 今度は、ジェファーソン・エアプレインのポール・カントナーだ。 1枚のアルバムを倉庫からとりだしてきた。 『Blows Against The Empire /Paul Kantner/Jefferson Starship』。 1970年の作品で、そのときの国内盤には、 『<ニュー・ワールド・エキサイティング・シリーズ>造反の美学/ポール・カントナー・スーパー・セッション』とあり、ライナーノートを、中村とうようさんが寄せている。 ポール・カントナーのもとに、 グレース・スリック、ジャック・キャサディ、ジェリー・ガルシア、ミッキー・ハート、 デヴィッド・フライバーグ、デヴィッド・クロスビー、 グレアム・ナッシュ等々が集まったセッション風のアルバムで、 ここで初めて、ジェファーソン・エアプレインの次の段階として、 ジェファーソン・スターシップという名が用意された。 それは同時に、CS&Nの代表作でもあり、 ジェファーソン・エアプレインにも欠かせない「木の舟」を発展させたアルバムでもあった。 アルバムでは、 ロザリー・ソレルズのフォーク・ソングをやっている。 バンジョーを弾きながら歌うその「ベイビー・トゥリー」を聴きながら、 この人の人生は、 ぼくらには想像もつかないくらいに、 凄まじいものだっただろうな、と思う。 ありがとう、、そして、本当にお疲れさまでした。 ![]() ■
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by in-cahoots
| 2016-01-30 22:40
| 音楽
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1月24日(日)
トレイシー・チャップマンの新作は、『グレイテスト・ヒッツ』。 冷たく澄んだ冬の朝の空気を震わせるような歌声と、 はにかんだような笑顔と出会ってから、 もう25年以上経つんですねえ、、。 ![]() ■
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| 2016-01-24 13:03
| 音楽
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1月20日(水)
ひょっとすると、「きみはひとりじゃない、これからもぼくはきみの友だちでいるよ」、 これだけのことをいうのに、イーグルスは28年という歳月をかけ、 それだけのことをきくためにぼくらは28年待ったのかもしれないと、ふとそんな思いが胸をよぎる。 しかしそれって、素敵なことではないだろうか、ともぼくは思う。 2007年、イーグルスが28年ぶりにスタジオ録音の新作『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』を発表したとき、アルバムに寄せたライナーノーツを、ぼくはこんなふうに閉じた。 グレン・フライの訃報が届いた昨日、 彼のその歌、「陽だまりの中へYou Are Not Alone」を、 朝から何度も繰り返し聴きながら、 ぼくは、自分が思っている以上に遠くにきてしまっているじゃないかと、、。 沢山のありがとうを、、、グレン・フライに。 ![]() ■
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| 2016-01-20 12:25
| 音楽
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1月19日(火)
昨日の武蔵小山でのトークイベント、無事に終えました。 あんな天気にもかかわらず、 足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。 楽しかったですね。 慌ただしい世の中だけに、 静けさを引寄せるような彼女の音楽には救われるというか、 いちだんとしみいる素敵な夜になりました。 そんな時間をみなさんと共有できて、嬉しかったです。 PET SOUNDS RECORDの森陽馬さん、LIVE Cafe Againの石川茂樹さん、 お世話になりました。 また、お会いしましょう。 ![]() ■
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| 2016-01-19 12:04
| 音楽
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1月17日(日)
武蔵小山でのトークイベント、明日になりました。 天気が不安ですが、宜しければ、遊びにいらしてください。 お会いできるのを楽しみにしています。 PET SOUNDS RECORDS プレゼンツ 天辰保文 トークイベント Talking Man Vol.3、 ジョニ・ミッチェル特集!!! 2016年1月18日(月)、Open/18:30、Start/ 19:30 出演: 天辰保文、森陽馬 @武蔵小山Live Cafe Again、TEL:03(5879)2251 入場料¥1500 ![]() ■
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| 2016-01-17 10:46
| 音楽
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1月14日(木)
多くのロックファンがそうだったろうけれど、 デヴィッド・ボウイの悲報には、ぼくも驚いた。 なにしろ、その2日前の1月8日には、69才の誕生日を迎え、 それに合わせて新作『★(ブラックスター)』を発売したばかりだったからだ。 1月10日、18カ月に及ぶ癌との闘病を経ての静かな旅立ちだったらしい。 悲報が入った11日の夕刻には、毎日新聞からの連絡で翌日の朝刊用にコメントを提出。 新作『★(ブラックスター)』を聴いている。 ぼくは、この2,3日、とても不思議な感覚に襲われている。 ![]() ■
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| 2016-01-14 16:10
| 音楽
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1月11日(月)
ここでも、皆さんにお声をかけさせていただいた恒例のBest Album、 この休日にスタッフがまとめてくれました。 本日から、In-Cahootsの中の2015年に出会ったアルバム、Best 3 でご覧になれます。 常連のかたから初めてのかたまで、今回も、沢山の皆さんに参加していただきました。 いろんなアルバムと出会われたんだなあと、 いろいろ想像しながら楽しませていただこうと思っています。 参加してくださったみなさん、ありがとうございました。 また、1年後にお会いしましょう!!! 写真は、ぼくの2015年を何枚か、、、。 ![]() ■
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| 2016-01-11 12:09
| 音楽
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1月7日(木)
先日、某仕事のために引っ張り出してきた1枚だ。 スティッフ・レコード創設時のコンピレーションで、 『バンチ・オブ・スティッフ』という。 「このアルバムには、当時みんなが無名に等しかった頃の、最も濃縮されたおいしい音楽が収められている」と、当時のレコードの帯にあるように、 ニック・ロウの「アイ・ラヴ・マイ・レーベル」やエルヴィス・コステロの「レス・ザン・ゼロ」等が入っている。 それらに混じって、モーターヘッドの「ホワイト・ライン・フィーヴァー」もある。 ぼくは、ここで以外は、彼らの音楽をちゃんと聴いたことがなかったけど、 たまたま、このレコードを引っ張り出したとき、 レミー・キルミスターの悲報が飛び込んできたのだった。 ![]() ■
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| 2016-01-07 17:42
| 音楽
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1月6日(水)
そろそろ、正月気分も抜け、世の中も忙しなく動き始めたころだ。 正月の間、きれいに整頓されていた仕事部屋も、 あちらにCDが、こちらに本が、、、というように、普段の光景に戻ってきた。 これでようやく、落ち着いて仕事に取り掛かれるようになるというのも不思議だな、 と思いながら、 年末のCD整理で出てきたアルバムを、いろいろ、聴いてみる。 その中の1枚、Destroyerの『Poison Season』。 バンクーバー出身のシンガー・ソングライター、Dan Bejarのバンドというか、プロジェクトというか、、、。 10年近いキャリアを持っているらしく、なかなか面白い。 その風貌通りの歌声で、独特の世界を紡いでいく。 ![]() ■
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| 2016-01-06 15:49
| 音楽
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1月1日(金)
あけましておめでとうございます。 昨年は、大きな時のうねりを感じた1年でした。 しかもそのうねりは、 こちらのささやかな思いなどお構いなしに勢いを強め、 気をつけないと、あっけなく呑み込まれてしまいそうな危うささえ感じさせました。 そのうねりをしっかり見つめ、 胸に積もった苦々しい思いと丁寧に向き合っていかないといけないなあ、 そんなことを思いつつ、 穏やかな朝の海とともに新しい1年を迎えました。 今年も、よろしくお願いしますね。 ![]() ■
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| 2016-01-01 09:16
| その他
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天辰保文のお知らせetc.
天辰保文のHP、IN-CAHOOTSは引っ越ししました。
新しい住所は、こちらです。 宜しく、お願いします。 www.in-cahoots.net Facebookは、こちらで。 https://www.facebook.com/yasufumi.amatatsu Instagramを始めました。宜しければ、そちらも、、。 [イベント情報] # 1 2月14日(水) 御茶ノ水のレストランcafe104.5で、堀江博久さんとDJを担当、選曲します。詳細は、以下に貼っておきます。 Yasufumi Amatatsu × Hirohisa Horie Music Voyage : 天辰保文 × 堀江博久 2018.2.14 wed. バレンタインデーに登場いただくのは、音楽評論家の天辰保文さんと、キーボーディスト/プロデュサーの堀江博久さん。 選曲のテーマは前回に続いて "&" 。『2人の出会い』によって誕生したデュオ/ソングライティングチームによる名曲や、タイトルに"&"が入っているナンバーを取り上げます。 音楽、料理とお酒を楽しみながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。 ----------------------------------------- DJ : 天辰保文、堀江博久 [Date] 2018.2.14 wed. [Time] 8:00 pm - 10:00 pm [Charge] Admission Free(入場無料) *ご飲食代のみ頂戴します。 *ご予約はお電話で承ります。TEL : 03-3251-1045 [執筆情報] #1 ライナーノーツ関連です。 イーグルス『ホテル・カリフォルニア:40周年記念エクスパンデッド・エディション』、ザ・チーフタンズ『グレイテスト・ヒストリー』、ウィ・バンジョー・スリーの『ストリング・セオリー』を書かせていただきました。 ニール・ヤングの『ディケイド~輝ける10年』の2017リマスターで、以前書いていたものに加筆させていただきました。 ポール・サイモンの『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』を書かせていただきました。 WEST COAST 1300 Collectionで、 アンドリュー・ゴールドの『アンドリュー・ゴールド・デビユー』、ニコレット・ラーソンの『レディオランド』、アメリカの『名前のない馬』、デヴィッド・リンドレーの『化けもの』の以上4点。 AOR CITY 2017では、ポール・サイモンの『ワン・トリック・ポニー』クレイグ・フラー&エリック・カズの『クレイグ・フラー/エリック・カズ』、セシリオ&カポノの『セシリオ&カポノ』、『ナイト・ミュージック』、ジェニフアー・ウォーンズの『ハートで一撃』、ウィリー・ネルソンの『スターダスト』以上6点を。 オールド・クロウ・メディスン・ショーの『ブロンド・オン・ブロンド』50周年記念ライヴ』、ジョージ・ハリスンの紙ジャケットシリーズでの『オール・シングス・マスト・パス』、『ダーク・ホース』、『33 1/3 』、『慈愛の輝き』。中川五郎の『どうぞ裸になって下さい』、ボブ・ディランの『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』、レナード・コーエンの『愛の哀しみ』、薬師丸ひろ子の『シネマ・ソングス』、POCOの『ライヴ・ポコ』、ファンキー・キングスの『ファンキー・キングス』、ローウェル・ジョージの『特別料理イート・イット・ヒア』、スティーヴ・グッドマンの『スティーヴ・グッドマン』、ウェイン・ベリーの『ホーム・アット・ラスト』等々のライナーノーツを書かせていただきました。 #2 『CDジャーナル』で、ベルウッド・レコードについて、また、デクラン・オドノヴァンのインタビューを。『intoxicate』で、ランディ・ニューマンの新作『ダーク・マター』について書かせていただきました。 エンタメステーションで、Anlyのインタビューを、チャック・ベリーの追悼記事、グラミー賞とアデルについて、2016年のBest3、2017年の展望について、レナード・コーエンの追悼記事、ボブ・ディランのノーベル文学賞授賞について書かせていただきました。 #3 毎日新聞関連です。9月28日夕刊東京版でチーフタンズのインタビューを、9月7日夕刊東京版で山下達郎のライヴ評を、6月22日夕刊東京版でスティングの来日公演評を、5月18日夕刊東京版ででドゥービー・ブラザーズの来日公演評を、5月15日 朝刊でチャック・ヘリーの追悼文を書かせていただきました。他に、畠山美由紀さんのインタビュー記事、ウォリス・バードの来日公演評、predawnこと清水美和子さんのインタビュー記事、高橋幸宏さんのインタビュー記事、パンチ・ブラザーズのライヴ評等々を書かせていただきました。 #4 文藝別冊 KAWADE夢ムック『キャロル・キング』に少し書かせていただきました。来日公演を控えて発売されたムック本『オール・アバウト・ノラ・ジョーンズ』(シンコーミュージック)にエッセイを書かせていただきました。 #5 大人のMusic Calendarで、ジェイムス・テイラーの「きみの友だち」について、他、ザ・バーズ、ボズ・スキャッグス、ローウェル・ジョージ、ニール・ヤング、リック・ダンコ、ジョニ・ミッチェル、トム・ウェイツについて書かせていただきました。 カテゴリ
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