12月30日(日)
今年も、あと少しですねえ。 告知のほうがすっかり遅くなってしまいましたが、今年もやりますよ。 ぼくの主催するサイトIn-Cahoots年末恒例特集、 「Little Harvest Special 今年出会ったアルバムBest3」。 年内締切というのは、とても無理なので、1月10日を目安にしましょう。 お正月休みにでもいろいろ考えていただいて、 In-Cahootsのほうに送っていただけると嬉しいです。 2012年に印象に残ったアルバムを3枚、ちょっとしたコメントを添えてーー。 必ずしも、今年発売されたものに限りません。 今年出会ったものであれば、古いアルバムであろうとかまいませんので、どしどしお寄せ下さい。 常連のかたも、初めてのかたも、沢山の方の投稿、お待ちしています! 送り先は、 In-Cahoots Information In-Cahootsの以下のコーナーを参考にしてください。 Little Harvest Special ![]() ▲
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| 2012-12-30 21:19
| 音楽
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12月28日(金)
映画『砂漠でサーモン・フィッシング』は、 釣り好きで、何処か変わった不器用な水産学者が、 女性コンサルタントと一緒に、砂漠のイエメンで釣りがしたいという大富豪の夢をかなえようとする話。 釣り好きの大富豪の、ただの我がままではないあたりがーー。 サイモン・ビューフォイ脚本、ラッセ・ハルストレイ監督の英国映画。 出演は、ユアン・マクレガーにエミリー・ブラント。 慌ただしい師走に、少し立ち止まって暖をいただいたような、素敵な映画だった。 ![]() ▲
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| 2012-12-28 12:38
| 音楽
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12月25日(火)
先週、22日(土)は、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで高橋幸宏<60th Anniversary Live>を。 細野晴臣(スケッチショウ)、鈴木慶一(ビートニクス)、 原田知世、高野寛、堀江博久、権藤知彦、高田漣(pupa)、 東郷昌和、小出博志(バズ)、スティーヴ・ジャンセン、小原礼、徳武弘文、 Dr.kyOn、小山田圭吾、矢口博康、白根賢一、高桑圭等々、 豪華なミュージシャンたちが、入れ代わり立ち代わり一緒に。 合計33曲、約3時間半。 その選曲を含めて、これまでの幸宏さんの活動を振り返るようなところがあったが、 過去をなぞるのではなく、 過去に追いつかれまいとしているかのような演奏が彼らしく、そして素敵だった。 サディスティック・ミカ・バンドから数えても約40年、 こういう音楽を創り続けてきた人は他にいないし、また、こういう60才もいままでいなかった。 身体がきつい、あるいは心が痛いと、ぼくらと同じように弱音を吐き、 しかし、その弱音にさえ、歌われるべきものが潜むことを問いかけ、 ぼくらを惹きつけて止まない音楽を生み続けてきた。 それも、悲しいことを悲しく歌うような、誰もが思いつくありきたりな方法ではなく、 繊細な屈折を交えた彼ならではのやりかたを模索しながら、丁寧に。 だからこその、震えるような、唯一無比の音楽。 ときには、そこに彼の思惑をも越えた光が射す瞬間があって、それにどれほど救われたことだろうかと思う。 ぼくにとっては、その音楽から言葉を探し続けさせてもらっている大切な音楽家のひとり。 最後は、ソロ・デビュー作となる『サラヴァ!』から「サンセット」と「サラヴァ!」。 そして、 終演後のスクリーンには、I'm Still Walking、Thanksとあった。 ![]() ▲
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| 2012-12-26 00:37
| 音楽
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12月21日(金)
先日、人間ドックに入った。 初めてのMRI検査から、いつもの腹部超音波検査に胸部レントゲン検査等々で約3時間。 なにしろ、60年以上使ってきた身体だ。 それも、丁寧なメンテナンスを怠ってきた身体でもある。 最近でこそ、煙草を止めたが、40年以上ヘヴィ・スモーカーとしての日々を重ね、 毎晩酒は飲むわ、夜更かしはするわ、スポーツはやらないわ、 身体の何処かに不都合があって当然だろう。 詳しい報告にはしばらくかかるらしいが、その場で幾つか再検査を要する箇所も見つかった。 それにしても、胃のバリウム検査は、その後も含めて嫌ですねえ。 もう大変なんだからーー。 写真は、ポール・ブキャナンの新作『Mid Air』。 ここんとこ、ブルー・ナイルが音沙汰ないなあ、と思っていたら、 こういうのを作っていたんですね。 例によって、陰りのある切ない世界に嬉しくなる。 ジャケットも、好き! ![]() ▲
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| 2012-12-21 12:31
| 音楽
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12月18日(火)
ぼくは、普段から政治にとりたてて強い関心があるほうでもないが、 とりたてて特異な価値観のもとで生きているとも思っていない。 仕事柄、随分と不規則な生活をしているなあと感じるときはあるが、 それでも、ぼくと同じ年代の人たちがそうであるように、 家族の笑顔をみるのが嬉しいし、友人たちと酒を飲むのは楽しいし、美味しいものを食べたいとも思う。 テレビや映画を見て笑ったり、怒ったり、泣いたりもする。 だから、ぼくの中では、それほど極端に他人と変わっているとは思っていないのだが、 今回の衆議院議員選挙ばかりは、 自分がこれほど世の中の多くの人たちと思いを共有していないのかと、 そのことに愕然とさせられた。 人それぞれだから、いろんな考えがあり、いろんな好みがある。 もちろん、それを攻めるつもりは全くない。 いろんな党が乱立したせいで、何処に投票するのか困った、悩んだ、そういう意見も多い。 ぼくもそうだった。 それで、第一優先を託すということで、原発問題だけで政党は選んだ。 でも、結果は報道されている通りだ。 自民党294、民主党57、維新の会54、公明党31、みんなの党18、未来の党9、共産党8、社民党2、新党大地1、国民新党1、無所属5ーー。 これで、原発再稼働容認議員は77%になったらしい。 ぼくは、こんなにも少数派にすぎなかったのか、と思う。 そして、それだけで済ましていいのだろうか、とも思う。 だからどうなんだと、いま言えることはなにひとつないが、 ただ、はっきりしているのは、 この腑に落ちないというか、やるせない気持ちを取り繕うのは止そうということだ。 だって、昨年の福島第一原子力発電所の事故以来、そうしようとぼくは決めたのだから。 訳知り顔で、世の中を語るのは止そう、 ぼくは、決して物わかりのいい大人なんかにはならないぞーー、と。 ![]() ▲
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| 2012-12-18 23:41
| その他
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12月16日(日)
昨晩(15日)は、 このところ、年末恒例になった麗蘭@ビルボードライヴ東京に。 仲井戸'Chabo'麗市さんが、 最後に力強く、Don't Let Me Downと。 そのフレーズを印象深く胸に刻んで、 イルミネーション見学の人々で賑わう六本木ミッドタウンをあとに。 ![]() そして、今日(16日)は、 午前中からローリング・ストーンズのライヴをTVで。 遠く離れたニュージャージー州ニューアークからの生中継だ。 「一人ぼっちの世界」に「ラスト・タイム」へと続く幕開けからしてワクワクさせられたが、 「ギミー・シェルター」ではレディ・ガガが、 「ゴーイング・ダウン」では、ジョン・メイヤーとゲイリー・クラーク・ジュニアが、 「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」ではブラック・キーズが、 「ダイスをころがせ」ではブルース・スプリングスティーンが、 「ミッドナイト・ランブラー」ではミック・テイラーが、 というようにゲストも次々と登場して、活動50周年を記念したライヴならではの楽しさだった。 最後には、ミック・テイラーも一緒にメンバーたちと肩くむシーンも。 ![]() その後、息子と一緒に第46回衆議院議員総選挙の投票に出かけ、 夜は、サッカーのクラブW杯をTV観戦。 南米代表のコリンチャンスと欧州代表のチェルシーの、 決勝戦にふさわしい、文字通りの手に汗握る熱戦だった。 そして、テレビでの選挙速報にあきれてーー。 いずれにせよ、何かをするということもなかったのに、長い一日だった。 下の写真は、ストーンズのライヴにもゲスト出演するなど、 いま最も評判のギタリストの一人、 ゲイリー・クラーク・ジュニアの『ブラック・アンド・ブルー』。 ![]() ▲
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| 2012-12-17 00:19
| 音楽
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12月15日(土)
センチメンタル・シティ・ロマンスの告井延隆さんが、 アコースティック・ギター一本でビートルズを奏でる、 そういうライヴを続けているという話は、随分前からきいていたが (アルバムもすでに3枚だしている)、 昨晩、初めてそのライヴをみせていただいた。 その名も、サージェント・ツゲイズ・オンリー・ワン・クラブ・バンド。 ぼくが想像していたものとは、まったく違っていた。 告井さんの手が、一瞬にして魔法のそれに変わった。 アコースティック・ギター一本なのに、なんと力強いグルーブがでるんだろう。 その指先から、ビートルズの4人が転がりでてきそうなくらいだった。 ビートルズのこの曲は、何処がどう素晴らしいのか、 演奏の合間に、いろんな説明も加えてくれた。 そうか、ミュージシャンはそうやってきくのか、そういうところをきくのか、 と、その話も楽しかった。 それにしても、夜の下北沢は、いつも若い人たちで賑やかですねぇ。 ![]() ▲
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| 2012-12-15 12:00
| 音楽
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12月14日(金)
昨日は、インターネットを通じて、 ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンからの中継を観た。 「12.12.12 」The Concert For Sandy Relief。 ハリケーン・サンディによる被災者の方々を救済するためのチャリティ・コンサートだ。 出演者は、ブルース・スプリングスティーン&E・ストリート・バンド、エリック・クラプトン、ボン・ジョヴィ、 ローリング・ストーンズ、ザ・フー、クリス・マーティン&マイケル・スタイプ、 カニエ・ウェスト、アリシア・キーズ、ビリー・ジョエル、 ポール・マッカートニーwith ダイアナ・クラール、デイヴ・グロールetc。 こういうのを、インターネットを通じて生でみることができるという凄い時代にも驚きを覚えるが、 ぼくはやはり、こういうことを時間をかけずにやってしまう人たちの実行力みたいなものに、 凄いなあ、と感動する。 ![]() ▲
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| 2012-12-14 09:28
| 音楽
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12月12日(水)
師走の忙しなさに加えて、選挙を控えていちだんと慌ただしい12月だ。 そんな中、 ビル・フェイの『ライフ・イズ・ピープル』を聴いた。 近年、未発表作が日の目を浴びたことはあるが、 オリジナル・アルバムとしては41年ぶりの新作にあたるらしい。 いやはや、こういう人もいるんだと、嬉しくなってきませんか。 しかし、それ以上に、 41年間の歳月を刻んだかのような、素晴らしい作品に心震える。 ウィルコが、彼をステージに引っ張り出したりして再評価の声があがっていたが、 その流れに沿っての復活劇と言ったところだろうか。 その話題からも随分経つのだけど。 それに、復活だとか、大袈裟な言い回しを使うのが恥ずかしいくらいに、 世の中の騒がしさとは無縁のところで、切々と歌い、語りかける。 ウィルコのジェフ・トゥイーディがヴォーカルで参加したり、 ウィルコの「ジーザス、エトセトラ」を取り上げたりしている。 ![]() ▲
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| 2012-12-12 23:43
| 音楽
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12月11日(火)
先日、映画『007/スカイフォール』を観た。 ビートルズのデビュー50周年と同じで、今年は、映画『007』シリーズの公開50周年にあたる。 その記念作品が、『007/スカイフォール』だ。 主題歌は、アデルが担当している。 手に汗握る迫力のシーンの数々はもちろんだが、何処か哀愁も加わり、一味違う作品に。 ショーン・コネリーに勝るジェームズ・ボンドはいない、 という思いは、いまも変わらないけど、 ダニエル・クレイグ演じる、こういうボンドも悪くない。 アストンマーチンにミス・マネーペニー、 昔からのこのシリーズのファンには思わず笑みを漏らしそうなシーンが幾つか。 あとは、映画をどうぞ。 ![]() ▲
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| 2012-12-11 16:49
| 映画
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天辰保文のお知らせetc.
天辰保文のHP、IN-CAHOOTSは引っ越ししました。
新しい住所は、こちらです。 宜しく、お願いします。 www.in-cahoots.net Facebookは、こちらで。 https://www.facebook.com/yasufumi.amatatsu Instagramを始めました。宜しければ、そちらも、、。 [執筆情報] #1 『ミュージック・マガジン 1月号』で、『ブルース・スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』について書かせていただきました。 『rockin'on』1月号で、ジャニス・ジョプリン、ジョニ・ミッチェルetcについて書かせていただきました。 『rockin'on 』11月号、1968年のザ・ビートルズについて他、書かせていただきました。 『ERIS』Vol.24では、ピーター・アッシャーのインタビューを。 『BLUE NOTE TOKYO Jam Vol.198』では、ピンク・マティーニに関する紹介を。 マガジンハウスムックので『40th Anniversary Magazine~HOT STUFF History』で、幾つか書かせていただきました。 #2 毎日新聞 12月22日東京大阪夕刊 ケルティック・クリスマス2018ライヴ評 12月1日東京大阪夕刊 岡林信康インタビュー、11月24日東京大阪夕刊 山下達郎ライヴ評、11月17日東京大阪夕刊 高橋幸宏インタビュー、9月8日東京大阪夕刊 遊佐未森インタビュー、7月7日東京大阪 ウエスト・コースト・サウンド・サミットVol.1公演評、5月19日東京大阪 エド・シーラン公演評、 北海道新聞 イースト・ポインターズ、エリック・クラプトン、グレアム・パーカー、コナー・ヤングブラッド、エルヴィス・コステロ、オーティス・ラッシュ、ホセ・ジェイムス、カニサレス、ポール・サイモン、レイランド・バクスター、マイク・シノダ、小坂忠、ジーニー・グリーン、アレサ・フランクリン、ジェイホークスetcをコラムで取り上げさせていただきました。 #3 web関連 大人のMusic Calenderで、 エリック・クラプトンの「アイ・ショツト・ザ・シェリフ」について、他、ドノヴァン、高橋幸宏、ガース・ハドソン、シュガー・ベイブ等々について書かせていただきました。 カテゴリ
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