3月21日(土)
最近贔屓のもうひとりのJoshuaさんで、
その名はJoshua Radinという。
Joshua James同様にシンガー・ソングライターらしいシンガー・ソングライターだ。
グレッグ・リーズやジョーイ・ワロンカーあたりが参加しているアルバムははずれが少ないのだが、
彼の『Simple Times』も、例に漏れずに素晴らしい。
ロサンゼルスにHotel Cafeというクラブがあって、
Rachael Yamagataや Brett Dennenなどが集まっているらしいが、
(少し前に夢中になった『Trading Snake Oil For Wolf Tickets』のGary Julesもそこに縁の深い人だった) Joshua Radinも、このクラブでよく演奏しているようだ。
そうやって、昔トルバドールに若い才気が集まっていたように、
新しい音楽環境がちゃんとできているんだなと思えると嬉しい。
そう言えば、『Simple Times』の中で、久々にパティ・グリフィンの歌声も聴いた。
他にも、そこではMeikoやErin McCarleyともデュエットしていて、女性とのデュエットが似合う人だなあ、と思ったら、Schuyler Fiskとしばらく一緒に活動していたらしい。
Schulyerは、シシー・スペイセクの娘さんで、女優もやっている。
『The Good Stuff』というアルバムでは、
J.D.サウザーの「ユア・オンリー・ロンリー」をカヴァーしていたりする。
時は流れつつも、いろいろ繋がっていたりするんだなあ。