12月15日(月)
クリスマス・シーズンだ。
街を彩るイルミネーションも、年を追うごとに早く点灯されるようになった気がするのはぼくだけだろうか。
我が家でも、12月に入るのを待っていたかのように、リヴィングルームにクリスマスツリーが。
クリスマスと言えば、「ザ・クリスマス・ソング」。
メル・トーメが、友人のロバート・ウェルズと一緒に、暑くてかなわんなあ、と夏の盛りをぼやきながら、せめて気分でも涼しくと作ったと言われているクリスマス・ソングの定番だ。
1才から92才までの子供たちに、
何度も言い尽くされた言葉だけど、
あなたにメリー・クリスマスを、
このくだりがぼくは好きだった。
1才から92才までの子供たち(Kids)に、というのが。
そう言えば、ジェイムス・テイラーは、『JTのクリスマス』の中で、それを二度繰り返すところで、二度目は1才から102才までとかえて歌っている。
そんなところにも、この人の人柄がしのばれる。
そうかあ、そういうところにも高齢化の波がねぇ、などとは言わないで下さいね。
なんだか、現実に戻される気がして切ないから。