3月11日(土)
2017年3月11日、午後2時46分、
東日本大震災から6年、
昨年も、その一年前もそうだったように、
この日のこの時間には、毎年、海に向かって黙祷する。
空は晴れ渡ってきれいだったが、風は冷たかった。
この6年、時間は進んでいるのか、止まっているのか。
確かなことは、被災地のかたがたはもちろんだが、
一人一人が、異なる時計を抱えざるをえなくなったということだ。
毎日新聞の朝刊一面では、
いまも約12万3000人が、全国都道府県に散らばって避難し、
正確には、12万3168人の避難者のうち、
福島県民の避難者数は、7万9226人を占めるとある。
この現実には、しっかりと向き合い続けなければならない。