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映画『グローリー~明日への行進~』
6月3日(水)

1965年3月7日、
アラバマ州の小さな町セルマから州都モンゴメリーまで、
黒人の選挙権を巡る抗議デモが行われ、
それを阻止しようと州警察や民兵隊が黒人たちを攻撃、悲惨な血が流れた。
血の日曜日として残る米国の歴史の一つで、
それから50年を経たこの3月7日には、
オバマ米国大統領が、セルマを訪れて市民と一緒に行進し、
50年前の勇気ある人たちと、その精神を讃える演説をした。

『グローリー~明日への行進~』は、
キング牧師と、その行進にまつわる話を描いた映画だ。
原題は、その行進の舞台というか、出発地点となった街の名からとって『Selma』という。
僅かまだ50年前の話だ。
こういうのをみていると、国こそ違え、身近な選挙での投票がどれほど大切か思い知らされる。
当たり前のようにあると思っている権利だけど、それを勝ち取った先人たちは如何に大変だったか。
その勇気や行動や犠牲の上にあることを忘れないようにしなければ、と。
ぞんざいに扱ってはならない、と。
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by in-cahoots | 2015-06-03 14:15 | 映画
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