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デイヴ・グロールの『サウンド・シティ~リアル・トゥ・リール』
1月27日(月)

先週後半は体調が思わしくなく、
週末は病院でもらった薬をのみ、のんびりとすごした。
ベッドで横になったり、ソファで寝転がって本を読んだり、テレビを観たり。
テレビでは、
デイヴ・グロールが監督したドキュメンタリー映画『サウンド・シティ~リアル・トゥ・リール』が面白かった。
サウンド・シティは、ロサンゼルスの伝説のスタジオだ。
過去、数多くの傑作と呼ばれるアルバムを生み出してきた。
例えば、
ニール・ヤングの『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』にドクター・ジョンの『ガンボ』。
フリートウッド・マックを巡るエピソードも良く知られている。
1974年11月、ミック・フリートウッドが、
次作のレコーディングのためのスタジオを探していて、
そこのエンジニアだったキース・オルセンに無名の二人を紹介される。
それが、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスだ。
ボブ・ウェルチの脱退でこの二人が参加、新生フリートウッド・マックが誕生する。
そうやって、
サウンド・シティで完成した『ファンタスティック・マック』は全米チャートで一位に。
その2年後には、1970年代を席巻する『噂』へと。

『破壊Damn The Torpedoes』、『ハード・プロミス』をはじめとして、
トム・ペテイ&ザ・ハートブレイカーズにも所縁のスタジオだ。
そして、1990年代には、ニルヴァーナが、
『ネヴァーマインド』をここで完成させた。
もちろん、デイヴ・グロールは、ニルヴァーナのメンバーだった。
それ以降のデイヴ・グロールしかぼくは知らないけれど、
男気があるというか、信頼できるというか、
こういう人がいるんだと、妙に嬉しくなる。

デイヴ・グロールの『サウンド・シティ~リアル・トゥ・リール』_e0077638_17349100.jpg

by in-cahoots | 2014-01-27 17:17 | 音楽
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