<< 夏の盛りにジョン・リーゲンを聴く。 ブラッキー&ザ・ロデオ・キングス >>
NO NUKES
2011年8月12日 (金)

暑い日が続く。
そんな中、6日には広島、9日には長崎と、
アメリカによる原爆投下から66回目の原爆の日を迎えた。
広島ではこの1年間で亡くなった被爆者5785人が加わり、
原爆死没者名簿登載者は計27万5230人に、
長崎では3288人の原爆死没者が加わり、
計15万5546人になったという。
あわせると43万776人のかたが原爆で亡くなった計算だ。

「脱原発」を打ち出した菅直人首相は、
いずれの平和記念式典での挨拶でも、
福島第一原発事故に触れ、
「これまでの安全神話を深く反省し、原因の徹底検証と安全確保の抜本対策を講じ、
原発への依存度を下げ、原発に依存しない社会を目指す」と述べたという。

そのいっぽうで、日本政府は海外への原発輸出は従来通り進めていくらしい。
そのあたりがどうも腑に落ちない。

というより、
いまさらながら、原発に関しては腑に落ちないことばかりだ。
事故以来、ぼく自身への無知というか、不甲斐なさを含めて
腑に落ちないことを噛みしめる日々が続く。
e0077638_23531299.jpg

なにしろ、世界の陸地のたったの0.25%の島国にすぎない日本だ。
その狭い日本に世界の原発の13%が存在することが不自然だと指摘されて久しい。
しかも、その日本は世界有数の地震国で、
世界で起きる地震の約1割が、この日本で起きているらしい。
東日本大震災以降もいっこうに落ち着くことなく、
今朝というか、昨晩というか、深夜にも地震があったばかりだ。

世界地図を眺めてみると、
原発の多くは地震が起きそうな場所を避けて建てられている。
アメリカの原発は地震の少ない東海岸に集中しているし、
ヨーロッパでも原発が集中しているのは地震のないところばかりだ。

日本と地震と原発とが不自然な関係にあるのがよくわかる。
経済がどうだとか、エネルギー問題に関していろいろ難しいことはあるだろう。
でも、ぼくのような素人が単純に考えても、やはり、原発は持つべきではない。
その結論に導かれるのは、おかしいことだろうか。

使用済み核燃料、いわゆる核のゴミ問題に関しても未解決のままだ。

そして、持つべきではないものを、
他人に薦めたり、売ったりするのは言語道断だ。

何事においてもそうだが、
遅すぎるということはない。
未曾有の大震災に原発事故とで、計り知れない悲しみや苦しみを負ったぼくらだ。
せめて一つでもそこからなにか役に立つようなものを得たいではないか。

大切なことに気づかせてくれた、
我々人間はなんとまあ思い上がっていたことかと。
ここはひとつ、
新しいことに挑戦するというのではどうだろうかと
改めて強く思う。
「脱原発」とか、「反原発」とかいうよりは、誰かも言っていたが、むしろ「超原発」だ。
そのためには、もちろん、
ぼくら一人一人がしっかりと覚悟を引き受けなければならない。

途方もない努力や苦難を強いられることになるかもしれないが、
また、ぼくらの時代では成し遂げられない、
息子や娘たちの時代でもまだ続く長い苦難の道かもしれないが、
やりがいのある挑戦であることには違いないはずだ。

そして、この大きな挑戦こそが、
唯一の被爆国民である日本人に許された権利なのかもしれない、
と思ったりもする。

そんなことをあれこれ考えながら、
全国的に真夏日を記録した中を散歩した。
先週末は夏祭りがいろんなところで開かれていた。
e0077638_23543427.jpg

この写真は、近くの公園で。
e0077638_2355322.jpg

こちらは、World Happiness 2011の屋台村で。

それにしても、暑いですねえ。
[PR]
by in-cahoots | 2011-08-13 00:15 | その他 | Comments(0)
<< 夏の盛りにジョン・リーゲンを聴く。 ブラッキー&ザ・ロデオ・キングス >>