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ドーズDAWES
7月1日(金)

カリフォルニアのローレル・キャニオンと言えば、
1960年代から70年代にかけて、
ミュージシャンたちが移り住み、東のウッドストックのような存在として注目された場所だ。
文字通り、緑に囲まれた自由な環境のもとで素晴らしい音楽が次々と生み出された。
フランク・ザッパにジム・モリソン、
ママス&パパスのキャス・エリオット、ラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャン、
モンキーズのピーター・トーク等々ーー。
デヴィッド・クロスビー、スティヴン・スティルス、グレアム・ナッシュの3人がCS&Nとして集まったのもここだったし、
グレアムとジョニ・ミッチェルが恋に落ちて一緒に住んでいたのもここだ。
彼女は、ここを舞台に『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』を作り、
後に、映画監督のリサ・チョロデンコは、
そのアルバムをもとに『しあわせの法則(Laurel Canyon)』に取りかかったという。
キャロル・キングが『つづれおり』を作ったのも、そこの坂の途中の家に住んでいた頃だった。

ドーズDAWESは、
そういったカリフォルニアの数々のドラマが背後に浮かんでくるような音楽を奏でる若者たちだ。
テイラーとグリフィンのゴールドスミス兄弟を中心にした4人組。
テイラーのほうは、
ロビー・ロバートソンの新作『ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント』に参加していた。
そのドーズの新作『Nothing Is Wrong』を聴いた。
ジャクソン・ブラウンがバック・ヴォーカルで、ベンモント・テンチがオルガンで、
ベン・ピーラーがペダル・スティール・ギターで花を添えている。
初々しくて、しかも、言葉遣いというか、言葉をメロディーに共鳴させていく感覚が、
正しくジャクソン・ブラウン譲りだ。

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by in-cahoots | 2011-07-01 21:06 | 音楽 | Comments(0)
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