12月14日(月)
いつかきっと、
長い手紙を書こう。
これまでぼくが知り合った良き友人たちに。
一緒に過ごした素敵な時間への感謝を込めて。
いまはもうみんな大人になって、
離ればなれになってしまったけれど、
有難うと、言いたいんだ。
老いたバイオリン弾きにも、
ロックンロールを奏でる若き不良たちにも、
みんなにお礼が言いたいんだ。
疲れて弱った奴もいるだろうし、
まだまだ元気だって奴もいるだろう、
でも
そんなことはどうでもいいんだ、
みんなに手紙を書こう、
いつかきっとね、
うん、それほど先のことじゃないよ。
『ハーヴェスト・ムーン』の中の
「ワン・オブ・ディーズ・デイズ」という歌だ。
そのときのように、
リンダ・ロンシュタットとジェイムス・テイラーのコーラスもなければ、
ベン・キースのスティール・ギターもない。
ギターの弾き語りで、
ニール・ヤングは淡々と歌っている。
それでも、
ぼくは、
この歌が、以前よりももっと好きだ。
『ドリーミン・マン・ライヴ92』を聴いて。