6月1日(月)
深夜、ひっそりと釣り具を積み込み、車を走らせる。
東関東自動車道、京葉道路等々を経て、
九十九里の大きな海とぶつかるあたりで、ちょうど終わる。
まだ、海と空との境界もはっきりとしない、
互いに名残惜しそうな時刻、
それでも、
確かに新しい一日が始まろうとしている時刻だ。
次にかけるのは、
季節によって、
天気によって、
気分によっても、
変わってくる。
だけど、最初は、いつだってこれで始まる。
海に出かけるとき、
ぼくのiPodから最初に流れるのは、
ロン・ウッドの『ナウ・ルック』だ。