2008年9月22日         ベス・ロウリー  
 ベス・ロウリーという女性が、ウィリー・ネルソンの「エンジェル・フライング・トゥー・クロース・トゥ・ザ・グラウンド」をデューク・スペシャルと良い感じでデュエットしている。ブルージーだが過ぎないところがいい。
 足腰がしっかりしている人のようだが、その歌声には街角でひょっこり出会ったかのような普段っぽさというか、フワリと風に舞うような軽さもあって、そこがちょうど良い感じだ。
 他にボブ・ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースド」をレゲエ風にカヴァーしたりしている。
 アルバム『リトル・ドリーマー』を聴いているうちに、おおはた雄一さんと一緒に歌わせたいなあ、二人のデュエットを聴いてみたいなあ、なんて思ったりもした。

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# by in-cahoots | 2008-09-22 16:25 | 音楽 | Comments(0)
2008年9月20日       オクラホマ、そしてアグリースート 
オクラホマと言えば、ランディ・バース、例の85年の日本シリーズで西武ライオンズの広岡達朗監督をして、アメリカに帰って欲しいとまで言わしめた背番号44番が真っ先に思い浮かぶくちです、ごめんなさい。
 もちろん、J.J.ケールだの、レオン・ラッセルだの、そのレオンとは10代の頃に一緒にバンドを組んでいてレオンの後を追ってロサンゼルスに向かい、後にブレッドを組んだデヴィッド・ゲイツだとか、タルサ出身の人たちがそれに続く。
 そしていまは、オクラホマシティの若者たちが、シカゴへの思いを初々しく綴っている。
 サイケデリックで、フォーキーで、ちょっと良い感じのアグリースートというバンドだ。
 雨の中で眠ろうとしたんだ、ドングリの木の下でね、とその歌「シカゴ」は始まる。
 
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# by in-cahoots | 2008-09-20 15:16 | 音楽 | Comments(0)
2008年9月13日     ニルス・ロフグレン、ニール・ヤングを歌う
 1969年、ニール・ヤングがクレイジー・ホースを率いてワシントンのクラブに出演した際、その楽屋に押しかけてニールに演奏を聴いてもらった。ニルス・ロフグレン、17才のときだ。
 それがきっかけで、翌年、『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のレコーディングに起用されることになる。ただし、得意のギターではなくてピアノでの参加だった。ピアノの経験こそなかったが、アコーディオンが弾けるので大丈夫だろうと、ヤングはよんでいたらしいと、後にニルスはふり返っている。
 そう言えば、ボブ・ディランが、「ライク・ア・ローリング・ストーン」で、アル・クーパーのオルガンを起用したときも、クーパーはオルガンの初心者だった。凡人だと、ギタリストにはギターでと思うところをディランも、ヤングもそもそも発想からして違う。
 ともあれ、そうやって、ニルス・ロフグレンが、広く世に出るその経緯は余りにも有名だが、その彼が、恩人でもあるニール・ヤングの作品ばかりを集めて作ったのが、『The Loner Nils Sings Neil』だ。
 ギターとピアノだけの弾き語りで、「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」、「ライク・ア・ハリケーン」、「ハーヴェスト・ムーン」等々新旧の代表曲に、スティヴン・スティルスとの共演の際に用意された「ロング・メイ・ユー・ラン」、バッファロー・スプリングフィールド時代の「ミスター・ソウル」や「オン・ザ・ウェイ・ホーム」等々も交えて計15曲を演奏している。
 言葉のひとつひとつを、演奏のひとつひとつを決して疎かにすることなく、大切に歌い、演奏しているところにニルスの人柄が感じられる。


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# by in-cahoots | 2008-09-14 01:29 | 音楽 | Comments(0)
2008年9月11日      夏にお別れ
 近くのホテルで、北海道新聞の岩本茂之記者に取材を受ける。
 拙著『ゴールド・ラッシュのあとで』について、あれやこれや。音楽が好きなかたなので会話も楽しく弾む。
 その後、いったん帰宅して、夜は南青山MANDALAに。そこで、Monthly CHABO Vol.4「9月の素描」を観る。
 仲井戸麗市さんが、マリンバ奏者の新谷祥子さんを迎えてのライヴ。二人の熱演が素晴らしかった。
 たった二人の演奏なのに、音楽のダイナミズムとセンシティヴィティとがちゃんと共存していて、時にはお互いが反発しあい、またある時は親しく寄り添い、というようでもあった。
 そして、 去りゆく夏への思いを託した歌の数々。
 そう言えば、確かに夏は徐々に遠のき、後ろ姿が小さくなってきた。
 ちゃんとした休みもとれずに、この夏ともお別れだ。

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# by in-cahoots | 2008-09-12 15:58 | 音楽 | Comments(2)
2008年9月9日       岡田了さん
青山のCAYで開催されたソニー・ミュージックの岡田了さんの定年退職記念パーティで、Silver CricketsとしてDJを担当。懐かしいかたにも沢山お会いした。
 賑やかだったが、殊更華やかさを意識したような仕掛けもなく、岡田さんの人柄がしのばれるようなパーティだった。

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# by in-cahoots | 2008-09-11 13:03 | その他 | Comments(0)
2008年9月7日      ウォーレン・ジヴォン

夕暮れの空を引き裂くように、稲光が走る。そして、その裂け目から怒りの声にも似た雷鳴が轟く。
それが、幾度も幾度も繰り返された。近くで、あるいは遠くで。
 そんな中で、ウォーレン・ジヴォンを聴いた。
 9月7日、今日は彼の命日だ。
 2003年のこの日、彼は肺ガンで56年の生涯に幕を閉じた。
 普段のなにげない家事をこなしながら、時折、ぼくのことを思い出し、そしてきみは微笑むようなことがあるかもしれないね。しばらくの間でいいんだ、そうやってぼくのことをこころにとどめておいてくれると嬉しいな。
 ぼくの大好きなウォーレン・ジヴォンは、最後の最後に、こんなことを歌う人だった。

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  遺作『ザ・ウィンド』を締めくくるこの「キープ・ミー・イン・ユア・ハート」は、文字通り、最後に歌入りがされたという。
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# by in-cahoots | 2008-09-09 00:48 | 音楽 | Comments(0)
2008年9月6日          「編集会議」
発売中の雑誌『編集会議』10月号で、本の帯についての特集があって、その中で『ゴールド・ラッシュのあとで』が取り上げられていた。
担当編集、つまり市川誠さんのコメントも、ちゃんと添えられて。
この本にかかわってくれた人たちの熱意と創意が少しは他の人にも目にとまった証拠、編集の市川さん、デザイナーの新保慶太さん、大場美沙子さん、良かったね。


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# by in-cahoots | 2008-09-07 14:13 | Comments(2)
2008年9月4日       クレア&リーズンズ
評判の高かったクレア&リーズンズの『ザ・ムーヴィー』が日本でも発売された。
攻撃的なノスタルジーというのがあるとすれば、たぶん、こういうことを言うのだろうなと思う。
ヴァン・ダイク・パークスにスフィアン・スティーヴンスといった時代のキーワードを交えながら、翳りゆくものへの哀感をロマンティックに滲ませていく。
日本盤のボーナス・トラックは、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」のカヴァー。

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まずは、「プルート~冥王星に愛をこめて」の一曲だけでもどうぞ。


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# by in-cahoots | 2008-09-04 00:09 | 音楽 | Comments(6)
2008年9月2日    Homemade Songs
変わらずに元気だなと嬉しい人が、ふたり。
ダニエル・ムーアは、その名も懐かしいマッド・ドッグス&イングリッシュメンのひとり。その昔、スリー・ドッグ・ナイトの「シャンバラ」、B.W.スティーヴンソンの「マイ・マリア」(これは二人の共作で、「シャンバラ」もB.W.は歌っていた)、ボニー・レイットの「スウィート・フォーギヴネス」なんかの作者としても知られる。その彼の新作が『Limited Parking』。
もうひとりは、ボビー・チャールズ。「カウボーイ&インディアンズ」や「バット・アイ・ドゥ」のような既発表もあるが、文字通りの『Homemade Songs』。
こんなのを聴いてると、時間がゆったりとした流れに変わる。まだまだ、外は暑い。仕事なんて止めて昼間からビールでも飲みたくなってくる。
こうやって、音楽にその人ならではのテンポがちゃんとある人はいつになっても素敵だと思う。   

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はい、ご想像の通り、ビール、飲みました。
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# by in-cahoots | 2008-09-02 01:00 | 音楽 | Comments(0)
2008年9月1日   今日から
これまで、原稿を送りさえすればスタッフがちゃんと更新してくれていて、
離れているのにどういう仕掛けがそこにあるのか、
いや、仕掛けってこと自体いまどき大丈夫かって、我ながらつっこみたくなるのですが、
そう頼ってばかりではいけない、少しは自分でもやってみようと、
サイトを立ち上げて4年、
今日から日記はこういう形で。
というか、なってしまいました。
先行き不安ばかりですが、スタッフに助けられながら、とりあえず、やってみようと思います。







確かに、このところマンネリ、定期更新もさぼってばかりだったしなあ。
これをきっかけにーーー。
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# by in-cahoots | 2008-09-01 00:55 | その他 | Comments(6)