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書棚から古い小説を、そしてスティングのライヴ評
6月23日(金)

地下鉄の長い通路をぬけて雷門口の階段を上がると、地上はまぶしいほど明るい。
夏の日の午下りの大地はぎらぎらして、目の前の大通りの商店がかげろうの中でゆれてみえる。
人影が絶えて、物音もしない。冴子は立止まって目を凝らした。

これは、
芝木好子の『隅田川暮色』の出だしだ。

レコード棚やCDの棚から根拠もなく引っ張り出して、
古いのを聴きたくなることがあるのと同じように、
こうやって、書棚の奥から古い小説を取り出して、
無性に読みたくなることがある。

必ずしも、
最後まで読み終えるとは限らないし、
それとは全く関係のないことなのだけど、
先日の、スティングの武道館公演のライヴ評が、
昨日付毎日新聞東京版夕刊に掲載されています。
インターネットでご覧になれるはずなので、宜しければ、、、。

            
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by in-cahoots | 2017-06-23 02:50 | 音楽 | Comments(0)
ヴァレリー・カーターの歌声が、梅雨空に響く。
6月16日(金)

ヴァレリー・カーターは、
去る3月4日に旅立ったが、
彼女が残したアルバム『ザ・ウェイ・イット・イズ』が、最新リマスターで発売されることになった。
1996年のアルバムで、
当時、18年ぶりの新作ということでもぼくらの間で歓迎された1枚だ。
ジェイムス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット等々が、
それを祝って参加した。
しかも、今回は、ミニ・アルバム『ファインド・ア・リヴァー』の5曲を加えての発売だ。
アナログ盤でも、ジャケットが変わって発売されるという。

それが、この写真だ。
1996年当時のライナーに、
新たに追悼の思いも書き加えさせていただいた。
宜しければ、是非、、、。
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by in-cahoots | 2017-06-16 14:28 | 音楽 | Comments(0)
梅雨の日は、朝からチャック・ベリーだ
6月13日(火)

朝から天気が良くない。
梅雨なので、当然と言えばそうなのだけど、、、。
そんな訳で、チャック・ベリーの『チャック』を聴いた。
それも、許される限りの大きな音で。

今年の3月18日に旅立った「ロックンロールの父」、
そのチャック・ベリーの遺作となったアルバムだ。
昨年10月、90才の誕生日に準備中だと発表していたアルバムで、
スタジオ録音の新作としては、1979年の『ロック・イット』以来約40年ぶりになる。

ほら、ごらんよ、これで、今日もご機嫌な日になりそうだ。
素敵な女性が、こっちに歩いてきたよ。

いきなり、軽快なロックンロールが飛び出してくる。
集大成だとかを気取らずに、老いたのも引き受けながらの、とても気持ちのいいアルバムだ。

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by in-cahoots | 2017-06-13 13:33 | 音楽 | Comments(0)
登録さえすれば無料で購読できる電子書籍ERIS
6月12日(月)

ERISという電子書籍があります。
登録さえすれば、無料で購読できるという雑誌です。
編集長は、萩原健太さん。
その最新号で、ローレル・キャニオンやカレイドスコープについて書かせていただきました。
宜しければ、是非、、。

以下、ERISからの最新号についての告知を張り付けておきますね。
第19号をお届けします。
巻頭は横尾忠則、重要な起点となった67年のNY体験を中心に北中正和がインタヴュー。
音楽・文化・政治にとって大きな節目の年でもあった67年、
ビートルズやクリームらから受けた音楽体験を中心に、アートやサブカルチャー、アンディ・ウォーホルとの出会いなど、
貴重なエピソードを完全掲載。
さらに三浦久のレナード・コーエン追悼の評論を掲載。
名曲「電線の鳥」や「スザンヌ」などの“言葉”で綴るレナード・コーエン論は必読です。
連載も益々充実、鷲巣功節全開のミシッシピ・モリシゲ・ビートルズ・エノケン、
ピーター・バラカンはスタックス立役者ブッカーTジョーンズ、
亀渕昭信は“スリーボビー”ボビー・ダーリンらを、
岡本郁生はドミニカのメレンゲ誕生、
能地祐子は「ラジオ深夜便」と注目の新作、
高田漣はフェンダーの傑作ツイード・アンプの歴史、
水口正裕はベット・ミドラー「ハロー、ドーリー」など春の新作、
北中正和は四天王寺の舞楽大法要。
特別寄稿で天辰保文は西海岸のマジカル・エリア、ローレル・キャニオンをめぐる夢の行方。

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by in-cahoots | 2017-06-12 10:08 | 音楽 | Comments(2)
スティングを武道館で。
6月7日(水)

昨日は、スティングの来日公演を観に、武道館まで足を運んだ。
お馴染みのドミニク・ミラーや、息子のジョー・サムナーに加え、
新作『ニューヨーク9番街57丁目』でも新風を吹き込んでいたバンド、
ザ・ラスト・バンドレーロスも交えながら、
力強いロックをたっぷりと楽しませた。

ザ・ラスト・バンドレーロスは、
テキサスの若手バンドで、
スティングは、彼らのことを、
ロス・ロボスがモンキーズと出会ったようなバンドだと紹介しているらしい。


詳細は、後日、毎日新聞で。
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by in-cahoots | 2017-06-07 14:05 | 音楽 | Comments(0)
休日の午後、パパ・ヘミングウェイ/加藤和彦を聴く
6月5日(月)

この1週間、外出らしい外出もせずに、
コンピューターに向かって文字を打ち込んでいた。
ランニングとスイミングのために近くのジムに出かけたくらいだ。

いままでもそうだったけど、
ますます、いろんなことに億劫になってきたような気がする。

昨日は、久々に、『パパ・ヘミングウェイ/加藤和彦』を取り出して聴いた。
天気の良い休日の午後、海を眺めながら聴いた。
気持ちが良いだけではない。
心の退廃というか、そういう翳りや痛みもちゃんと備えたアルバムで、
夕暮れを待ちながら聴くと、たまらなくなるアルバムでもある。

それになによりも、
大村憲司、小原礼、高橋幸宏、坂本龍一、そして加藤和彦。
彼らの演奏を聴いていると、
かれこれ、40年が経とうとしているのに、
まるで、昨日、届けられたかのような気がして、つくづく素晴らしいな、と思う。
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by in-cahoots | 2017-06-05 13:21 | 音楽 | Comments(2)