<   2013年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧
「ウエスト・コースト音楽百科」30周年記念トークイベントを、、、、。
5月27日(月)

吉成伸幸さんとの共著、共編で出した『ウエスト・コースト音楽百科』(講談社)の30周年を記念して、
以下のようなイベントを開くことになりました。
当日は、本を巡って二人で、あれやこれや話しながら、
1960年代、70年代を主としたカリフォルニアの音楽をみなさんと一緒に楽しもうと思います。
以下、Li-Poさんが用意してくださった告知を張り付けておきますね、
まだ先ですが、お誘いあわせの上、遊びにきていただけると嬉しいです。
Joyful Noise番外編ということで、
もちろん、市川誠さんも手伝ってくださいます。
Li-Poは、気軽にお酒と音楽が楽しめる渋谷のお店です。

e0077638_11351562.jpg


Joyful Noise 番外編
天辰保文&吉成伸幸の「ウエスト・コースト音楽百科」30周年記念トーク!
7月13日(土)18:00開場 18:30~21:00
会費 1500円(+ドリンクオーダー)

Li-Poでは「Joyful Noise」でおなじみ、「あまちゃん」(笑)こと音楽評論家・ 天辰保文さん、
そして天辰さんとは旧知の間柄で公私ともにお付き合いの長い吉成伸幸さん(グルーヴ・タイム代表)。
お二人の共著、共編による「ウエスト・コースト音楽百科」(講談社/1983.6) 発売からなんと今年で30年!
ということで、
お二人のお話とともに1960年代、70年代のアメリカ・ウエスト・コーストの音楽を聴きながら、
当時を振り返るイベントを開催します。
本の内容同様、天辰さんがロサンゼルスを、吉成さんがサンフランシスコを受け持ち選曲。
夏の夕べ、お二人の穏やかな語り口とともに、
ほろ酔い気分で素敵な音楽を楽しんでいただけたらと思います。

Li-Po
東京都渋谷区渋谷3-20-12-2F
tel.03-6661-2200

e0077638_1136752.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-27 11:51 | その他 | Comments(2)
ボブ・ディラン、72歳、いつまでも若く、、、。
5月24日(金)

常に勇気を持ち、立ち向かい、強くありますように。
そしていつまでも若くありますように。
あなたの歌がいつも歌われ、
あなたがいつまでも若くありますように。
               「いつまでも若く」

今日、5月24日、ボブ・ディランは72歳になった。

e0077638_14192221.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-24 14:28 | 音楽 | Comments(2)
半村良の『葛飾物語』
5月23日(木)

幼い孫を背負った老人が、土手の中ほどに腰をおろして、川の流れを眺めている。
川面から土手の上まではせいぜい四メートルほどの、草の生えた斜面。
対岸には葦の生い茂っているのが見えるが、老人のいる側には、あまり葦は生えていない。

これは、半村良の『葛飾物語』の冒頭のシーンだ。

老人は、川を眺めながら、まだなにも理解できないであろう孫に訥々と語りかける。
例えば、こんな風に。
「このうねうねとまがりくねった中川だって、昔はなかったんだぞ。できたのは江戸時代だそうだ。
あのでかい荒川だって、できたのは昭和五年だ。
遠い安房から立石さまをかついできた大昔の人も、中川を掘った江戸時代の人も、荒川を作ったいまの人も、みんなここらでしあわせに暮らしたいと思ってやったんだ」
そして、こんな台詞を残してゆっくりと腰をあげ、土手をあがりはじめる。

「それを戦争なんかはじめやがって。いってえどういうつもりなんだか」

e0077638_1522167.jpg


連休中に整理した書籍から出てきたので、改めて読み始めた。

本の中ほどには、たぶん、これを持ち歩いていたんだろう。
1996年5月8日 
NHKホールでのSPITZ JAMBOREE TOUR LIMITED 96
「カゲロウの集い」というコンサートでいただいたセットリストがはさんであった。

なお、この『葛飾物語』は、
1994年から1995年にかけて小説中公に連載していたもので、
半村良晩年の作品にあたる。
あとがきにかえて、彼はこんなことを記している。

百ころび 九十九おき 墓ひとつ

e0077638_15225872.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-23 15:44 | 書籍 | Comments(0)
『ロックンロール・フォトグラフィティ 長谷部宏の仕事』(赤尾美香著)
5月21日(火)

『ロックンロール・フォトグラフィティ 長谷部宏の仕事』(赤尾美香著)は、
『ミュージックライフ』誌を舞台に、
ビートルズを初めとして数多くのミュージャシンたちを撮り続けたカメラマン、
長谷部宏さんのこれまでの仕事ぶりを写真の数々とともに振り返った本だ。
それを、長谷部さんの発言を交えながら、
『ミュージックライフ』編集部出身の赤尾美香さんがまとめている。

e0077638_1326890.jpg


長谷部さんの発言が、なにしろ楽しい。
音楽業界の人、
あるいは、その周辺に身を置く人たちが陥りやすい知識や自慢の安売りを素通りし、
視座をグイッと下げて、
江戸っ子ならではの飄々とした口調で語っていく。
そうやって、並み居るスターたちを、人間として我々の身近なところまで引き寄せてしまうのだ。
それどころか、
ぼくらが幾ら額にしわ寄せて辿りつこうとしても辿りつけない核心にスルリと辿りつく。

もちろん、長谷部さんがそれを自覚しているとは思えない。
なにしろ、ジミ・ヘンドリックスとのツーショット写真からして、
この人はたぶん、それがどれほど羨望の的にされているのかわかっていない。
だって、わかっていたら、自慢してもし足りないくらいに誇らしげな表情をしているはずなのに、
長谷部さんたらw、、、。

ビートルズに始まり、
誰もかなわない数多くの、それも貴重な現場に身を置き、
その場その場を、
カメラのレンズに、自分の目に焼きつけていった。
それも、芸術を気取らず、
雑誌を手に取った少女少年が喜ぶ顔を思い浮かべながら、、、、きっと。
そして、
それらをこうやって並べることで、
誰にも真似のできない、日本の洋楽のもう一つの歴史を語ってみせた。

最後に、
トム・ヨークを撮った際に人が行き交う街中を選んだ理由を、赤尾さんが訊ねている。
その答えがこれだ。
「なんでだろうな。あいつを見てて、それがいいと思ったんだ。
雑踏の中にいる姿が想像できたんだよ。わりといいでしょ」。
ぼくは、もう息を呑むしかなかった。

e0077638_13301773.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-21 13:31 | 書籍 | Comments(0)
さあて、カート・ヴァイルで、、、。
5月20日(月)

昨日は、昼間から会議やらBBQやらでビールを飲んだりしたものだから、
少し疲れが出てゆっくりと目が覚めた。
すると、窓の外の景色は、霧雨の幕で包まれたようで、
どんよりとした1日の始まり。

不機嫌で、眠そうなこの人の歌声が妙に心地よい。
カート・ヴァイルの『Wakin On A Pretty Daze』lを聴きながら、
さあて、、、、。

e0077638_132952.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-20 13:04 | 音楽 | Comments(2)
沖縄復帰の日、そしてヴァン・ダイク・パークスの『ソングス・サイクルド』
5月15日(水)

1972年5月15日、
41年前の今日、沖縄の施政権が米国から日本に帰った。
つまり、沖縄本土復帰の日が今日だ。

いろんな歴史が存在し、
それと同じ数の、いやそれ以上のいろんな痛みが、いろんな怒りが存在する。
ヴァン・ダイク・パークスの新作『ソングス・サイクルド』を聴きながら、
改めて、その思いを強くする。

e0077638_1455373.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-15 14:11 | 音楽 | Comments(2)
アーニー・グレアムの不遇
5月12日(日)

これも、連休中に整理している中で出てきたシングル盤。
アーニー・グレアムの「ロメオ(アンド・ザ・ロンリー・ガール)/オンリー・タイム・ウィル・テル」。
北アイルランドはベルファスト出身のシンガー・ソングライターで、
唯一のソロ・アルバム『アーニー・グレアム』が、シンガー・ソングライターの名盤として名高い人だ。
実際、ブリンズリー・シュワーツやヘルプ・ユアセルフなどをバックに、
パブ・ロックでもなければ、カントリー・ロックでも、スワンプでもない。
そのいずれにも属さず、そのいずれとも呼べるような快演と歌を披露し、
ぼくは大好きだった。

その『アーニー・グレアム』は、
苦み走った表情で煙草をくわえるジャケットでも有名だが、
このシングル盤でも、彼は、ジャケットで煙草をくわえている。
A面の「ロメオ」は、フィル・ライノットの作品で、シン・リジィのカヴァー。
B面は、彼のオリジナルだ。
1978年、スティッフ・レコードから当時の追い風ブームの中で発売されたが、
ほとんど反響はなかったと思う。
それどころか、このシングルを最後に彼は、
主だった音楽活動から遠ざかっていく。
そして、2001年4月27日、酒に溺れての生活がたたってか、
54年の不遇の生涯を終える。

e0077638_1262633.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-12 12:12 | 音楽 | Comments(0)
ニック・ロウの「アメリカン・スクワーム」。
5月9日(木)

連休中に整理していたら懐かしいシングルレコードの数々が。
写真は、
その中の1枚で、
ニック・ロウが、1978年にこそっと出したシングル、「アメリカン・スクワーム」。
中身は、なかなか洒落っ気がきつく、
ジャケットも、
エルヴィス・コステロの眼鏡を借りて、コステロの名が記されたギターを抱えるニック・ロウが。
ということで、
ニック・ロウが率いるのは、ロックパイルとアトラクションズの選抜隊にコステロも加わった布陣。
B面は、
例の「(ホワッツ・ソー・ファニー・アバウト)ピース、ラヴ、アンド・アンダスタンディング」。
ただし、こちらは、
ニック・ロウ・アンド・ヒズ・サウンド名義で、
実際は、コステロがアトラクションズを従えて歌ってる。

e0077638_1857757.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-09 19:08 | 音楽 | Comments(0)
気が付けば、連休も終わっていた。
5月7日(火)

この連休、例によって、
房総にひとりこもって修行に励んでいました。
世の中を嘆くばかりではなく、人としての器を大きくするために(嘘です)。
テレビの画面に向かって怒るばかりではなく、もっと大人になるために(嘘です)。

海の様子をみに出かけては、釣り人と雑談し、
時にそのまま釣り糸をたれ、またある時は、釣れそうもない状況に見切りをつけて、
浜辺でサーファーたちの勇姿を眺める。

レコードや書籍の整理に飽きたときには、
昼間っからビールでひと休み。
夜は夜で、
星が散らばる天空を眺めながら、地元の酒で酔っぱらう。

そして、気が付けば、1週間が経っていた。

e0077638_12272827.jpg

e0077638_1228060.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2013-05-07 12:37 | その他 | Comments(2)