<   2012年 07月 ( 7 )   > この月の画像一覧
熱帯夜に、バップ・ケネディを聴く。
7月25日(水)

この人の歌には、潮の香りがする。
北アイルランドのベルファストの出身、つまり、ヴァン・モリソンと同郷だ。
ブライアン・ケネディのお兄さんにあたる。

朝からバタバタとした一日をふり返り、
バップ・ケネディの『The Sailor's Revenge』を聴いた。
深夜、一人、静かに。
そして、
たくさんの海と風と月と星を感じた。

マーク・ノップラーのプロデュース、
もちろん、マークのギターも随所にでてくる。
ジェリー・ダグラスも、ガイ・フレッチャーも、
マイケル・マックゴールドリックも、
それぞれが持ち味をだして好サポートをみせる。

e0077638_11271212.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-26 11:49 | 音楽 | Comments(4)
ウディ・ガスリー、生誕100年を記念して。
7月18日(水)

暑い日々が続いていますが、みなさん、身体のほうは大丈夫ですか。
一昨日、ぼくは最寄りの駅まで歩く途中で辛くなり、
急遽、近くの日陰に座り込んでしまうことがありました。
なんとか、冷房の効いたショッピングモールまで辿り着き、
水分を補給して、しばらく休憩。
いやはや。
日頃の運動不足がたたったのか、あるいは年齢のせいか。
初めての経験でした。
昨日は、仕事部屋の温度計は30度を、湿度80%という驚異の数字を指していてーーー。
かと思えば、
九州地方は、気象庁曰く「これまでに経験したことのない豪雨」で大きな被害がでたらしい。
被災地のみなさんは、暑い中、たいへんだろう。
謹んでお見舞い申し上げます。

写真は、ウディ・ガスリーの『ダスト・ボウル・バラッズ』、
1940年4月26日、同5月3日の2日間で録音した歌の数々で構成された彼の代表作。
生誕100年を記念して、先日、日本発売された。
解説も書かせていただきました。
ウディ・ガスリーと言えば、
歌を、ぼくらのもとに引き寄せてくれた、文字通りのフォーク・シンガー。
1930年代から40年代にかけて、
米国の大恐慌を背景に放浪の旅を重ね、
不況や凶作に苦しむ農家の人々の暮らしぶりを描き続けた。
殊に、アメリカ中西部の広域で砂嵐が断続的に発生し、農民や庶民の暮らしを襲った。
仕事を失い、住む家を奪われ、故郷を追われて、
人々は、カリフォルニアへ。
ただし、そこには夢などなく、
むしろ、権力者や政治家たちの理不尽な圧力による厳しい現実があった。

まるで、いまの日本がそのまま描かれているようなーー。
e0077638_1185693.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-18 11:14 | 音楽 | Comments(0)
中尾紀久子展
7月13日(金)

ソンブレロを被って立つアルマジロ。
肩からかけたガンベルトを胸で交差させ、テキーラを片手に銃をかまえる。
オレンジ・カウンティ・ブラザーズは、
この絵と一緒にテックス・メックスを身近なところに運んできてくれた。
確か、1976年、懐かしいですねえ。
オレンジ・カウンティ・ブラザーズの、
このアルバム・ジャケットの絵をお描きになった中尾紀久子さんから個展の通知をいただいた。
以前、ぼくもトークライヴで呼んでいただいた札幌のバー、
ガーシュインに飾られていたその原画を含めて、
他にも、絵の数々から陶作品まで展示されるそうです。
みなさんも、宜しかったら是非、足を運んでみて下さい。

中尾紀久子展
9/27(木)~10/1(月)
10:00~19:00(最終日17:00まで)
表参道 ガレリアM 渋谷区神宮前5-1-14 Casa M 1F
TEL 03-3409-2622

e0077638_11384235.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-13 11:49 | その他 | Comments(0)
NO NUKES 2012@幕張メッセ
7月8日(日)

7月7日、8日と、幕張メッセ国際展示場でNO NUKES 2012が開催された。
7日のYMOにクラフトワークという流れも観たかったが、
ぼくは、8日だけに参加した。

e0077638_1025151.jpg


言うまでもなく、「脱原発」をメッセージに掲げた音楽フェスティバル。
普段のフェスではみられないブースが並んだりもするが、
特別、堅苦しかったり、畏まったりはしないで、
若者を中心に大勢の人がNO NUKESのTシャツを着ながら楽しそう。
もちろん、中年のカップルもいれば、父と息子や母と娘といった二人連れ、
幼い子供たちを交えた家族連れもいる。
微笑ましいいろんな光景の断片がそこに集まっていた。
これが、メッセージなしの夏のお祭りだったらどれほどいいだろうか、
そういう思いも頭をよぎる。

e0077638_1035255.jpg


セットチェンジを利用して、
ビールで喉を潤し、ワインに酔い、
出店の食べ物をつまみながら音楽を楽しむという、贅沢。
この日は、
ACIDMAN、
NO NUKES 2012 忌野清志郎スペシャル・セッション(仲井戸麗市バンド+トータス松本+坂本龍一)、
斉藤和義、
YMO+小山田圭吾+高田漣+権藤知彦といったあたりのステージを楽しんだ。

忌野清志郎が歌う「ラヴ・ミー・テンダー」の映像には、
存命であれば彼は真っ先にここに立っていただろうなと思い、
仲井戸麗市と坂本龍一の2ショットに感激し、
YMOのNO NUKES ,YES LIFEというメッセージに共感しながら、
粛として、しかし楽しく一日を過ごさせていただいた。
もちろん、署名も忘れずに。

e0077638_1053056.jpg

(写真はセットチェンジ中のステージ)
[PR]
by in-cahoots | 2012-07-09 10:13 | 音楽 | Comments(0)
ルーマーとプリシラ・アーンの歌声に、梅雨の鬱陶しさも何処かへ。
7月5日(木)

洋邦を問わずにカヴァーものが流行だ。
ときには、ああ、この人はちゃんと曲が書けるのに勿体ないなあ、
新しい歌を聴いてみたいのになあ、と思える人もいれば、
それ以前に、
安易な発想が先に出てしまっていて、
なんだかなあ、と首を捻ってしまわざるをえない人もいる。

もちろん、気持ちの良いカヴァー・アルバムだってある。
今回は、そんなアルバムを2枚ーー。
それも女性シンガー、負けず劣らず爽やかな、天性の歌声が評判の二人の女性シンガーだ。

一枚は、ルーマーの『ボーイズ・ドント・クライ』、
もう一枚は、プリシラ・アーンの『ナチュラル・カラーズ』。
ルーマーのは、解説を書かせていただいた。
ジミー・ウェッブの「P.F.スローン」、タウンズ・ヴァン・ザントの「フライン・シューズ」、
ティム・ハーディンの「アンドレ・ジョーレイ」、ニール・ヤングの「男は女が必要」等々ーー。
いずれも、オリジナルは男性で、70年代に絞られている。
それも、どちらかと言えば、隠れた名曲の数々。
その歌や、オリジネイターに悲劇が寄り添っているのもあって、彼女の清々しい歌に陰影が落ちる。
そこが、なんともたまらなくて良い。

e0077638_2334146.jpg


もう一枚は、プリシラ・アーンの『ナチュラル・カラーズ』。
こちらは、
震災直後に彼女が書き下ろして自宅での弾き語りを動画サイトにアップした「希望の歌」のようなオリジナルに、モンキーズの、そして忌野清志郎の「デイドリーム・ビリーバー」、
荒井由実の「やさしさに包まれたなら」、
くるりの「ばらの花」、スーパー・バター・ドッグの「サヨナラCOLOR」等々、
洋邦問わずに選ばれている。
選曲にも工夫があるが、アレンジも奇をてらわずに、
そして何よりも、その歌声がーー。
爽やかな歌声が梅雨の晴れ間にスーッと浮かんで気持ちいい。

e0077638_2343489.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-05 23:15 | 音楽 | Comments(0)
咲きほこる紫陽花の間をぬってーー。
7月1日(日)

房総の海からの帰り、ふと、思いついて勝浦の花野辺の里へ。
あたり一面、紫陽花が咲きほこる。
色とりどりの紫陽花の間をぬってしばしの散策。

e0077638_17521774.jpg

e0077638_17533018.jpg

e0077638_1883922.jpg

e0077638_1756647.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-03 18:04 | その他 | Comments(0)
ローウェル・ジョージの命日に、高田漣を聴く、そして観る。
6月29日(金)

1979年6月29日、リトル・フィートのローウェル・ジョージが急逝した。
当時、彼は34才、ぼくのほうも若くてちょうど30才になろうとしていた頃だ。
だからというのもおかしいが、いまほど死に対する免疫はなくて、
いささか動揺した記憶がある。
あれから、もう30年以上経つ。
時の流れははやいなあとつくづく思うが、こちらも、あっという間の10年だったに違いない。
高田漣さんだ。
ただし、ぼくの中ではもっと昔からやっていたような記憶もあるので、
まだ、10年かあという思いも相半ばするのだが、ともあれ、
高田漣~10th ANNIVERSARY LIVEを、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで。
伊賀航、伊藤大地に彼を交えたと3人で、いわゆるハウス・バンド的な役割を果たし、
鎮座DOPENESS、原田郁子、高野寛、星野源、堀江博久、
アン・サリー、細野晴臣、ジム・オルーク、権藤知彦、高橋幸宏等々がゲストで出演するという豪華さだ。
老若男女、カントリーからテクノまで、音楽の交差点というか、架け橋というか、
こういう貴重な存在は、高田漣ならでは。
しかも、現代ならではの尖ったところもちゃんと備えている。
そこに彼の人柄も加わって、なんとも居心地のいいライヴを楽しませて頂いた。
アンコールで、
細野晴臣、高橋幸宏の2大巨頭と3人で演奏したYMOの「キュー」には、
なんとも感慨深いものが込みあげてきたし、
原田知世さん抜きのPupaによる「グラス」も、
普段の彼らではみられないほどロックしていて、
こういうのも、ぼくは大好きなので思わず腰が浮き、手に汗握った。
緊張しながらも、いつも通りに控えめで、そしてとても楽しそうな漣さんだった。

(写真は開演前のステージ)
e0077638_1834875.jpg

[PR]
by in-cahoots | 2012-07-01 18:10 | 音楽 | Comments(4)