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アメリカのダン・ピーク
7月31日(日)

アメリカの創設メンバーでもあるダン・ピークが、
7月24日、ミズリー州の自宅で就寝中に息を引きとったらしい。
アメリカでは、ジェリー・ベックリーとデューイ・バネルの影に隠れがちだったが、
1974年、ジョージ・マーティンを迎えた『ホリデイ』からヒットした「ロンリー・ピープル」は、彼の作品だ。

人生がもう終わったと思いこんでる、全ての淋しい人たちに向けて、
愛に見放されたと思いこんでる、全ての孤独な人たちに向けて、
諦めちゃいけない、と歌いかける。
試してみるまでわからないじゃないかと。
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by in-cahoots | 2011-07-31 15:13 | 音楽 | Comments(0)
夏の高校野球、千葉県大会決勝
7月27日(水)

惜しかったねえ、東京学館浦安高校。
と言うか、習志野高校が強かった。
第93回夏の全国高校野球選手権千葉県大会決勝戦、
14対2で、習志野高校の圧勝に終わる。
甲子園初出場はかなわなかったけど、決勝まで残ったのは快挙。
それも、相手はAシード、こちらはノーシード。
震災直後はグランドの状態が酷く、いまも、校内敷地は至るところで工事中。
そんな状況下で練習する姿をいつもバスから、
ときには散歩の途中に立ち止まって見ていただけにね、残念。
でも、学館浦安、頑張った。
そして、習志野高校、おめでとう。
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by in-cahoots | 2011-07-27 17:24 | その他 | Comments(0)
エミルー・ハリスの『ハード・バーゲン』
7月26日(火)

ちょっとまいってるけど、
でも、大丈夫だよ。

と歌い出されるのは、ロン・セクスミスの「ハード・バーゲン」だ。
それをエミルー・ハリスが、新作(『Hard Bargain』)の表題作にとりあげている。
なんだか、外出するときの足に、その一歩にグイッと力が入るようなアルバムだった。
そういう理由からでもないけど、散歩の途中で新しいスニーカーを買った。
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by in-cahoots | 2011-07-26 15:45 | 音楽 | Comments(0)
WPA,WORKS PROGRESS ADMINISTRATION
7月25日(月)

1930年代から40年代にかけてのアメリカでのことだ。
大恐慌によって大量にあふれた失業者を公共事業に雇用し、
道路や公園はもちろんだが、図書館や裁判所などの公共施設の建築に役立てた。
そのときに政府機関として設置されたのが、
WPA、つまり、WORKS PROGRESS ADMINISTRATION、公共事業(雇用)促進局だった。
そのWPAは、音楽家を含めた芸術関係で仕事がなくなった人たちにも手を差し伸べたそうだ。
そして、将来、芸術の分野が途絶えたり、先細りしてしまうのを防いだという。
いまの日本を考えると、なんとも羨ましい話しだが、
それをグループ名にしたWPAの『WPA(WORKS PROGRESS ADMINISTRATION)』を聴いた。
トード・ザ・ウェット・スプロケットのグレン・フィリップス、
ニッケル・クリークのシーン・ワトキンス、
ライル・ラヴェットのバンドでも活躍するフィドル奏者のルーク・ブラの3人を中心としたバンドで、
アルバムには、
他にサラ・ワトキンス、グレッグ・リーズ、ピート・トーマス、ベンモント・テンチ、デイヴィ・ファラガー(懐かしい!クラッカーだ)などが加わって、
ポップ・センスのきいたカントリー・ロックを楽しませる。
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by in-cahoots | 2011-07-25 12:48 | 音楽 | Comments(4)
中村とうようさん
7月24日(日)

近年は、書き手としても、読み手としてもすっかり縁がなくなった雑誌だが、
かつて『ニュー』がついていた頃の『ミュージック・マガジン』にはいろんな想い出がある。
1970年代から80年代にかけて、本当に沢山の原稿を書かせていただいた。
いまだに、その頃の原稿を読んでいました、というかたに出会うことも少なくない。
中村とうようさんは、
その『ニューミュージック・マガジン』を創刊されたかたであり、その頃の編集長であり、
と同時にあの雑誌の顔だったかただ。
最初にお会いしたのは1976年、
確か、ドゥービー・ブラザーズの初来日公演の会場だったと思う。
小倉エージさんに紹介していただいた。

ぼくなんかとは聴き方も、感じ方も全く異なるかただった。
むしろ、とうようさんのように白黒はっきりした評論ではなく、
もっと違った視点から音楽を語ることはできないものか、
白黒からはみ出したところにも、語るべき大切なことがあるのではないだろうか、
そこからぼくの仕事が始まったようなところもあるが、
なにはともあれ、
聴き手としての鍛え方を含めて、新しい扉を開いてくださったかたには違いない。
その中村とうようさんが、21日、お亡くなりになった。

『ニューミュージック・マガジン』1969年8月号の後記でとうようさんはこう記している。

音楽を、いわゆる音楽ファンと、いわゆる音楽評論家と、
あとレコード会社やなんかで構成されているすごく狭い世界の中に、とじこめてしまいたくない。
ことにロックは、若い精神をもつ人びとすべての共有物であってほしい。
そのような気持ちがいつも胸の中にある。

合掌。
ひとつ何かが終わった気がする。
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by in-cahoots | 2011-07-24 16:40 | その他 | Comments(2)
山下達郎、イーリン・ジュエル
7月20日(水)

毎日新聞の取材で、山下達郎さんに8月発売予定の新作『Ray Of Hope(レイ・オブ・ホープ)』について話しをきいた。
震災や原発について直接歌い込まれているわけではないが、
タイトルからもうかがえるように、
それらを含めたいまという世の中ときちんと向き合いながら、
歌に、音楽に託すこの人の思いがいっぱい詰まっている。

台風が近づいているとのことで早々に帰宅。
イーリン・ジュエルEilen Jewellの新作『Queen Of The Minor Key』を聴く。
アイダホ出身だが、カリフォルニアのベニス・ビーチを経て近年はボストン周辺で歌っているシンガー・ソングライターだ。
日本でも、ギリアン・ウェルチやルシンダ・ウィリアムスらと並んで支持の高い女性で、
お馴染みのセイクレッド・シェイカーズの面々と一緒に
女っぷりのいいたたずまいで歌っていく。
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by in-cahoots | 2011-07-21 23:26 | 音楽 | Comments(0)
夏の海、そして、なでしこジャパン、おめでとう!
7月19日(火)

1週間ほどブログの更新を怠ってしまいました。
ご無沙汰しています。
暑さで溶けてしまったのではないか、という噂もちらほらあるようですが、
なんとか、生きています。
はい、一部の方のご想像通りです。
余りの暑さに海のそばにひとり隠っていました。
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夜は、震災以来初めての釣りにでかけ、
闇に赤く光る浮子をながめつつ人生を考え(ませんでした)、
世の中に流れる音楽の数々に思いを馳せ(ませんでした)、
竿の重みを手にしっかりと確かめ、
波の音を耳に身体に覚えさせ、
手足に虫さされの生々しい跡を残して、
昨日、無事に帰ってきました。
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何故か二日酔いです。
なでしこジャパン、おめでとう!
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by in-cahoots | 2011-07-19 11:15 | その他 | Comments(2)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン~生命の泉』
7月11日(月)

震災から4ヶ月が経った。
それなのに、復興どころか復旧さえもが遅々としてはかどっていない。
遠く離れた我が町でも、駅がまだこの状態なのだから、
東北の被災地は推して知るべしだろう。
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その東北地方でも梅雨明けが宣言された。
被災地もいよいよ夏本番らしい。

関東地方は、今日も朝から暑い。
家で節電なんてのも辛いので、
映画館へ避難。
遅まきながら『パイレーツ・オブ・カリビアン~生命の泉』を観た。
前回同様に、キース・リチャーズが顔をだしていた。
彼の姿をみていると笑みがこぼれるのは何故だろう。
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by in-cahoots | 2011-07-12 09:46 | その他 | Comments(2)
ヒュー・ローリーの『LET THEM TALK』
7月6日(水)

こういう人って、いるんですよね、日本にも海外にも。
俳優でいて、音楽にも秀でているというか、センスがいいという人が。
ビリー・ボブ・ソーントンなんてのは、バンドを組んでいるのでその中でも本格派の一人だが、
TVシリーズ『Dr.House』でお馴染みのヒュー・ローリーが、
これまた、渋いアルバム『LET THEM TALK』 を出した。
しかも、プロデュースは、ジョー・ヘンリーだ。
「ぼくは1890年代にアラバマで生まれたわけじゃない」と
本人がライナーノーツを書き出しているように、
ヒュー・ローリーは、オックスフォード生まれの英国人、
それが、ニューオーリンズの香り漂う古いブルースやジャズやR&Bを奏でているのである。
言ってみれば、船頭ジョー・ヘンリーのもとで、
グレッグ・リースやパトリック・ウォーレン等の腕達者が船を操る。
そこに、アラン・トゥーサン、ドクター・ジョン、アーマ・トーマス等々も乗り込んで
舵取りを手伝うのだからたまらない。
こういうのを聴いていると、
役者というのは、
聴き手を酔わせるのがうまいなあ、とつくづく思う。

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by in-cahoots | 2011-07-06 23:59 | 音楽 | Comments(0)
ドーズDAWES
7月1日(金)

カリフォルニアのローレル・キャニオンと言えば、
1960年代から70年代にかけて、
ミュージシャンたちが移り住み、東のウッドストックのような存在として注目された場所だ。
文字通り、緑に囲まれた自由な環境のもとで素晴らしい音楽が次々と生み出された。
フランク・ザッパにジム・モリソン、
ママス&パパスのキャス・エリオット、ラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャン、
モンキーズのピーター・トーク等々ーー。
デヴィッド・クロスビー、スティヴン・スティルス、グレアム・ナッシュの3人がCS&Nとして集まったのもここだったし、
グレアムとジョニ・ミッチェルが恋に落ちて一緒に住んでいたのもここだ。
彼女は、ここを舞台に『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』を作り、
後に、映画監督のリサ・チョロデンコは、
そのアルバムをもとに『しあわせの法則(Laurel Canyon)』に取りかかったという。
キャロル・キングが『つづれおり』を作ったのも、そこの坂の途中の家に住んでいた頃だった。

ドーズDAWESは、
そういったカリフォルニアの数々のドラマが背後に浮かんでくるような音楽を奏でる若者たちだ。
テイラーとグリフィンのゴールドスミス兄弟を中心にした4人組。
テイラーのほうは、
ロビー・ロバートソンの新作『ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント』に参加していた。
そのドーズの新作『Nothing Is Wrong』を聴いた。
ジャクソン・ブラウンがバック・ヴォーカルで、ベンモント・テンチがオルガンで、
ベン・ピーラーがペダル・スティール・ギターで花を添えている。
初々しくて、しかも、言葉遣いというか、言葉をメロディーに共鳴させていく感覚が、
正しくジャクソン・ブラウン譲りだ。

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by in-cahoots | 2011-07-01 21:06 | 音楽 | Comments(0)