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イギー・ポップ、「枯葉」を歌う
5月28日(木)
 イギー・ポップが、
 「枯葉」を歌っている。
 
 愛しあう恋人たちにさえ、静かに別れが訪れる。
 そして、波は、砂浜に残る二人の足跡を消していく。
 
 イヴ・モンタンが歌い、
 ジュリエット・グレコが広めた。
 他にも、
 いろんな言語で取り上げた人は星の数ほどいる。
 シャンソンの代名詞のような歌だ。
 
 イギー・ポップの歌には、
 永遠というのを手にすることができない
 人間の物悲しさみたいなものはもちろんだが、
 生への欲のようなものも妖しく寄り添っていて、
 何とも言えない。
 この歌を、
 ぼくはそれほど沢山の人の声で聴いたわけではないが、
 印象深いひとつになりそうだ。
 写真は、
 その「枯葉」が入った新作『プレリミネール』
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by in-cahoots | 2009-05-29 15:38 | 音楽 | Comments(0)
ベン・シドランが、オルガンが弾いた。
5月23日(土)
 有楽町のCotton Clubで、
 ベン・シドランを観た。
 彼の他に、
 リオ・シドラン、ウィル・バーナード、ボブ・マラック、モーゼズ・パトロウといった編成で、
 最後はジョイ・ドラグランドが加わった。
 リオと一緒にジョイ・アンド・ザ・ボーイを組んでる女性シンガーだ。
 珍しく、ベンはオルガンを弾いた。
 それが、バンドの演奏と絡むと、
 なんとも言えないグルーブが生まれる。
 ジャズでもなく、
 ブルースでもなく、
 ロックでもなく、
 ベン・シドランのグルーブとしか言いようのないグルーブ、
 大人の妙味とはこういうことをさすのだ、たぶん。
 
 
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by in-cahoots | 2009-05-28 09:15 | 音楽 | Comments(0)
Monthly CHABO Live Vol.11@MANDALA
5月22日(金)
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 幕開けは、ジョン・レノンの「オー・マイ・ラヴ」だった。
 それも、静かに、優しく、インストゥルメンタルで。
 エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」のような珍しいカヴァーがあった。
 もちろん、ローリング・ストーンズの「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」もあった。
 ルシンダ・ウィリアムスの「アー・ユー・オールライト」が素晴らしかった。
 バディ・ミラーの「アイ・キャント・ゲット・オーヴァー・ユー」
 の素晴らしさと言ったらなかったくらいだ。
 ザ・バンドの「リヴァー・ヒム」が、
 いまも耳から離れない。
 RCサクセションの
 「君が僕を知っている」や「いい事ばかりはありゃしない」は、
 いわゆる、セルフ・カヴァーだ。
 
 そのときマイクの真ん中は空いていた。
 いつもそこでは誰かが歌っていたからだ。
 だから、いつもと同じように、
 少し身体を傾けながら、
 その誰かに寄り添うように、
 ギターを弾きながら、
 歌っていた。
 
 いつか、この癖が直る日はくるのだろうか。
 
 会場のあちこちから、
 歓声があがり、拳が突き出され、
 合唱が響き、
 すすり泣きがもれた。
 あの日以来抱えてきた
 言葉にならない気持ちを、
 着地させるにはそこしかないという場所に、
 とりあえず、落ち着かせることができた、
 そういう人たちの
 心の声だったような気がする。
 
 悲しさ、淋しさ、悔しさ、いろんな感情を
 いちばん共有したい人と、
 ようやく共有できた、
 鳴りやまない拍手は、
 そのことへの感謝のようにもきこえた。

 仲井戸Chabo麗市の、
 Monthly Chabo Mandala は、
 この日、Cover Nightだった。
 そして、忌野清志郎の追悼ライヴだった。
 一生忘れられないようなライヴだった。
 
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by in-cahoots | 2009-05-26 03:05 | 音楽 | Comments(0)
リアム、スウェル・シーズンと「いつまでも若く」を歌う。
5月20日(水)
 リアム・オ・メンリィが、
 スウェル・シーズンと一緒に
 「いつまでも若く(Forever Young)」を歌ったとき、
 涙がでそうになった。
 
 昨日の単独公演は行けなかったので、
 その思いも重なったのかもしれないが、
 この1曲が聴けただけでも、
 足を運んで良かったと思った。
 
 東京国際フォーラムホールCで。

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by in-cahoots | 2009-05-22 10:09 | 音楽 | Comments(2)
Joyful Noise Vol.4の告知です
5月17日(日)
<Joyful Noise Vol.4~ジョージ・ハリスンとその仲間たち>
 トーク・イベントというか、
 みなさんと一緒に音楽を聴きながら、
 お酒を飲んだり、お喋りしたりして、週末の夜を楽しくすごしましょう、
 という気軽な集まりの4回目が決まりました。
 今回は、ジョージ・ハリスン、
 そして彼の仲間たちについて。
 ジョージに関するご自慢の音源、映像をお持ちでしたら、
 是非、ご持参下さい。
 いや、自慢できるかどうかわからないが、
 これが大好き、というのでもかまいません。
 皆さんと一緒に聴くと、普段とは違った魅力に出会えるかもしれません。
 もちろん、彼の仲間たちのものでもかまいません。

 お喋り相手は、例によって市川誠さん。
 6月20日(土)
 午後5時半オープン、午後6時スタート、午後8時半頃終わる予定です。
会費:1000円(ワンドリンク付)
 場所:Li-Po
 〒150-0002
 渋谷区渋谷3-20-12 Sunx Prime Bld.2F
 Tel.03-6661-2200
 渋谷駅東口徒歩2分 東横線脇の路地太極拳道場の隣です。
 
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by in-cahoots | 2009-05-17 14:58 | その他 | Comments(6)
カーラ・ボノフを聴いた、ニーナ・ガーバーもそばにいた。
5月12日(火)
 ビルボードライヴ東京で、
 カーラ・ボノフの歌を久々に聴いた。
 ちっとも衰えていない、その澄みきった歌声に頭が下がる。
 しかも、
 ケニー・エドワーズとニーナ・ガーバーとの息もぴったり合っていて、
 普段から鍛錬していないとこうはいかない。
 こういうライヴにあたると、
 ちょっと得した気分になって嬉しい。
 ニーナ・ガーバーをみるのは初めて。
 アルバムは、1枚しか持っていない。
 それがこれで、
 彼女の敬愛するケイト・ウルフを偲んで続けている記念ライヴでの演奏を集めている。
 ジャクソン・ブラウン、グレッグ・ブラウン、ブルース・コバーン等との共演だ。
 その名も、『Good Music With Good People』。
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 もう1枚は、カーラ・ボノフのデビュー作。
 「誰かわたしの側に(Someone To Lay Down Beside Me)」、
 「またひとりぼっち(Lose Again)」、
 「恋じゃないかい(Isnt It Always Love)」が好きだった。
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by in-cahoots | 2009-05-15 01:31 | 音楽 | Comments(0)
ジャスティン・タウンズ・アールを聴いた
5月10日(日)
 母の日だから、
 ってわけでもないが、
 ジャスティン・タウンズ・アールの
 「Mama’s Eyes」を聴いた。
 もちろん、
 新作『Midnight At The Movies』の他の曲も。
 前作に比べると、
 歌との距離がすっかり板に付いた感じだ。
 カントリー・ロックというか、アメリカーナっていうのかな、
 そのあたりの伝統を素直に引き継いでいて、
 この人の歌は、清々しい。
 
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 そう言えば、
 父親のスティーヴ・アールも、
 タウンズ・ヴァン・ザントの楽曲を集めた新作『Townes』を発表し、
 ツアーに入るらしい。
 
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by in-cahoots | 2009-05-11 00:35 | 音楽 | Comments(0)
1974年のこの日、そしてメラニー、スティング
5月9日(土)
 1974年のこの日、5月9日、
 ニューヨークで、
 メラニーがボブ・ディランやピート・シーガーと一緒に
 チリから亡命した友人たちを支援するコンサートを行ったそうだ。
 懐かしい名前でしょ、
 「心の扉を開けよう」の、
 「ルビー・チューズデイ」の、
 「レイ・ダウン(キャンドルズ・イン・ザ・レイン)」のメラニーです。

 その前年73年9月11日に、
 チリでクーデターが起こり、ピノチェト軍事政権が誕生。
 その軍事政権は、左翼系分子をことごとく排斥していく。
 ビクトル・ハラが虐殺されたのも、
 その流れでの出来事だった。
 国内にいれば次々と殺害されるので、
 多くの人が国外への亡命を計ったという。
 
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 このピノチェト軍事政権に関して、
 後にスティングは、「孤独なダンス」を書いた。
 
 その歌は、
 こういうフレーズで始まる。
 
 何故ここの女性たちはみんな、
 ひとりで踊っているのだろうか、と。
 
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 こうやって、父親、息子、夫ーー、
 愛する人たちを殺害され、
 踊る相手がいなくなった女性たちが、
 ひとりで踊っている様子を描き、
 ピノチェトはとんでもないことをしてくれたと、
 歌詞に書き込んだ。
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by in-cahoots | 2009-05-10 01:02 | 音楽 | Comments(0)
岩瀬酒造の岩の井。
5月7日(木)
 この連休は、
 岩の井の蔵元である御宿の岩瀬酒造を見学に行った。
 創業は享保8年(1723年)、
 いまから約300年前らしい。
 11代目にあたるご主人が丁寧に案内してくださった。
 普段何気なく、
 時には気を紛らわせるためだけに乱暴に飲んだりしている酒が、
 これほど手間暇かけて出来ているのかと思うと、
 申し訳ないような気になってくる。
 これからは、心して飲まなければ、と。
 あれやこれやと利き酒をして3本ほど購入。
 そのときの大吟醸の新酒が届いたので、
 早速ーー。
 
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by in-cahoots | 2009-05-08 16:24 | その他 | Comments(2)
忌野清志郎さん、逝去。
5月2日(土)
 深夜、毎日新聞社からの電話で、忌野清志郎さんの逝去を知った。
 
 夜に腰かけてた 中途半端な夢は
 電話のベルで 醒まされた
 無口になったぼくは ふさわしく暮らしてる
 言い忘れたこと あるけれど
 多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
 途中の家を借りて 住んでる
 だけど どうも苦手さ こんな夜は
 お月さまのぞいてる 君の口に似てる
 キスしておくれよ 窓から

 多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
 途中の家を借りて 住んでる
 だけど どうも苦手さ こんな季節は
 お月さまのぞいてる 君の口に似てる
 キスしておくれよ 窓から  
                     「多摩蘭坂/RCサクセション」
 いろいろあるけど 
 こんな歌も、ぼくは好きだった。
 心からご冥福をお祈りします。
  
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by in-cahoots | 2009-05-07 02:54 | 音楽 | Comments(1)