4月4日(土)
花冷えもひと段落して、ようやく春らしい気候になった。
週末というのもあって、上野の恩賜公園は花見客で大混雑。
長いこと関東に住み続けているが、この時期にこの公園に来たのは初めてだ。
これが噂の上野の花見かとキョロキョロしながら、その人混みにため息ばかり。
とは言っても、
目的は公園内の野外ステージで行われた「歌と花見の野外音楽フェスティバル<ウォチング・ザ・スカイ>」。
ジェシー・ハリスを筆頭に、
おおはた雄一、キセル、Port Of Notes、サニーデイ・サービスと言った人たちが集まってのフェスティバルだ。
お燗の日本酒を片手にのんびりとした休日が楽しめた。
普段ぼくが足を運ぶコンサート会場からすれば若い人たちが多かったが、
みなさん、にこやかに楽しんでいる様子も、見ていて気持ちが良かった。
それにしても、ジェシーが歌う「メロー・マイ・マインド」、
ニール・ヤングの、地獄からようやく帰り着いたかのような、例のよれよれの歌を聴きなれている耳には、
明るくて、爽やかで、違う曲のようだったなあ。