3月1日(日)
60年前のこの日、1949年3月1日、米RCAビクターが、初めてEP盤と呼ばれレコード盤を発売する。
Extended Playingの略からこう呼ばれたが、ジュークボックスに対応するために真ん中に大きな穴が開けられ、そのためにドーナッツ盤の愛称で親しまれた。
回転数に因んで45回転盤とも、シングル盤とも呼ばれたりした。
その日、発売されたのは、アーサー<ビッグ・ボーイ>クリューダップの「ザッツ・オール・ライト」だ。
5年後、エルヴィス・プレスリーが吹き込んで、彼のサン・レコードでのデビュー曲となった。
いまはもちろん、一般市場でみかけることはないが、ぼくが10代の頃、お世話になったのがこれだった。
アルバムなんて中学生や高校生の小遣いではとても買えなかったからだ。
価格は330円、その後370円、400円と移っていったような気がする。
思い出して、手近なダンボール箱を漁ってみたら、こんなのがまだーー。