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秋の夜に、おっさんがぼやく
10月8日(水)
「終わりましたなあ」
「ほんまに。ーーそれにしても、ぶちゃいくなシーズンになりましたなあ」
「ロッテに良いように遊ばれた日本シリーズのときといい、岡ぼんはファンを惨めな気にさせよりますなあ」
「明日から、顔あげて歩けませんで、恥ずかしうて」
「もともと、他人様に見せられる顔とちゃいますけどな」
「それにしても、いつのまに読売さんに追いつかれましたんやろ」
「そやなあ、いつのまにーー。夏までが夢みたいやったなあ」
「終わってみたら昔とちっとも変わっとりませんでしたなあ」
「肝心なところでよう打てん、ここぞという試合でよう勝てん」
「まだ、ありまっしゃろ、中日さんと読売さん相手に。優勝も、日本シリーズもなくなったわけやない」
「いや、あきません。いまの状態では、見るのがしのびない。相手さんにも失礼や」
「きょうも、桧山なんか、チャンスで凡退して笑ろとりましたからな」
「去年は、狩野、桜井、林と楽しみな若い子たちがでてきましたけど、考えてみれば今年はそれもありませんでしたなあ」
「岡ぼんは、無茶な選手起用しまっさかいなあ」
「いちばん大事なときに、みんな体力がなくなってしもうた」
「あの子らも、勘違いしてたんかもしれませんなあーー」
「わてらも、はしゃぎすぎたーー。ひょっとしたら、体力がついたと、強うなったんやないかと」
「分相応というか、人間、身の丈をわきまえなあかんいうことでっしゃろなあ」
「世の中、切ないいうかーー、こりゃ、いっこうに酔えんな、もう帰って寝よ。親爺、勘定してや」
「わても、頼むわ。冷えてきよったなあーー、秋やで、おお寒っ」
「おおきに。お二人とも、そないに気い落とさんように」
by in-cahoots | 2008-10-09 12:43 | その他
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