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ウォルター・ベッカーに、ありがとう、、を!!!
9月17日(日)

スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーが、旅立った。
9月3日のことだ。67才だった。
最初のソロ・アルバム『11の心象』のときだから、1994年だったと思う。
取材で、ハワイのマウイ島にある彼の自宅を訪れたことがある。
海が見下ろせる山の中で、スタジオが併設してあった。
そのときの様子は、当時のライナーノートにも書かせてもらっている。
随分経つので、記憶に間違いがあるかもしれないけれど、
それでも、印象深く思い出されるのは、
トイレを借りると、あろうことか便座のそばの壁にゴールドディスクが飾ってあったことだ。
その光景が、なんともシュールというか、彼らしいな、、、と。

いっぽうでは、幼い息子さんのことを話すときは嬉しそうで、何処にでもいる普通の父親だった。
『11の心象』とタイトルにあるにもかかわらず、
アルバムの最後に、12曲目として、「愛しのカワイ」という曲が収まっていた。
カワイとは、その息子さんの名だ。
腕白盛りで、苦情もいろいろ寄せられるけれど、
「誰もぼくのようにきみを愛せない、さあ、(ハワイ名物のホットケーキ屋)アイ・ホップに一緒に出掛けるぞ」と、
父親の溺愛ぶりを歌っていた。

彼の訃報を聞いて以来、そんなことを思い出しながら、
もうじき来日するドナルド・フェイゲンは、どれほど辛いだろう、悲しいだろう、
どんな感情と戦っているんだろう、と考えていたら、来日公演が中止になった。
彼の心境を推し量れば、それも予想できなかったわけではない。
ちゃんと心の傷を癒して、元気になって来て欲しいなと、そんなことを思っている。
なにしろ、二人は大学時代からの仲だ。
ギターで、ブルースを奏でているウォルター・ベッカーを見て、
ドナルド・フェイゲンから声をかけた、それが、スティーリー・ダンの始まりだったという。

ともあれ、ウォルター・ベッカーには、
素敵な音楽と、たくさんの刺激をありがとう、、、そして安らかに!!!
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by in-cahoots | 2017-09-17 22:56 | 音楽 | Comments(0)
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