6月5日(月)
この1週間、外出らしい外出もせずに、
コンピューターに向かって文字を打ち込んでいた。
ランニングとスイミングのために近くのジムに出かけたくらいだ。
いままでもそうだったけど、
ますます、いろんなことに億劫になってきたような気がする。
昨日は、久々に、『パパ・ヘミングウェイ/加藤和彦』を取り出して聴いた。
天気の良い休日の午後、海を眺めながら聴いた。
気持ちが良いだけではない。
心の退廃というか、そういう翳りや痛みもちゃんと備えたアルバムで、
夕暮れを待ちながら聴くと、たまらなくなるアルバムでもある。
それになによりも、
大村憲司、小原礼、高橋幸宏、坂本龍一、そして加藤和彦。
彼らの演奏を聴いていると、
かれこれ、40年が経とうとしているのに、
まるで、昨日、届けられたかのような気がして、つくづく素晴らしいな、と思う。