11月11日(金)
一昨日のことになるけれど、それはそれは、ドラマティックな一日だった。
米国大統領選挙で、ドナルド・トランプ候補が、ヒラリー・クリントン候補を破って次期大統領に選出されたのだ。
米国民の中には、ぼくらにはわからない現状への不安や不満があったということだろう。
トランプ候補は、そこにわかりやすく訴えたというのがメディアの分析らしいが、
それにしても、と思う。
それが選挙に勝つための方法であれ、差別や蔑視の暴言や品位を前にすると、
ぼくが米国民だったら、彼に一票は投じなかっただろう。
ただし、大多数の国民が選択した我が国のいまの政権を考えると、
偉そうに言える立場ではない気もするのだけど、、、。
いずれにせよ、ドラマティックな一日だった。
そのせいだろうか、関東地方でも木枯らし一号が吹き荒れた。
そんな日にふさわしいかどうかはわからないけれど、
その夜は、エミット・ローズの『RAINBOW ENDS』を聴いた。
かつて、一人ビートルズとも、
ポール・マッカートニー本人よりもポール・マッカートニーらしいとも言われた人の、43年ぶりの新作だ。