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WPA,WORKS PROGRESS ADMINISTRATION
7月25日(月)

1930年代から40年代にかけてのアメリカでのことだ。
大恐慌によって大量にあふれた失業者を公共事業に雇用し、
道路や公園はもちろんだが、図書館や裁判所などの公共施設の建築に役立てた。
そのときに政府機関として設置されたのが、
WPA、つまり、WORKS PROGRESS ADMINISTRATION、公共事業(雇用)促進局だった。
そのWPAは、音楽家を含めた芸術関係で仕事がなくなった人たちにも手を差し伸べたそうだ。
そして、将来、芸術の分野が途絶えたり、先細りしてしまうのを防いだという。
いまの日本を考えると、なんとも羨ましい話しだが、
それをグループ名にしたWPAの『WPA(WORKS PROGRESS ADMINISTRATION)』を聴いた。
トード・ザ・ウェット・スプロケットのグレン・フィリップス、
ニッケル・クリークのシーン・ワトキンス、
ライル・ラヴェットのバンドでも活躍するフィドル奏者のルーク・ブラの3人を中心としたバンドで、
アルバムには、
他にサラ・ワトキンス、グレッグ・リーズ、ピート・トーマス、ベンモント・テンチ、デイヴィ・ファラガー(懐かしい!クラッカーだ)などが加わって、
ポップ・センスのきいたカントリー・ロックを楽しませる。
WPA,WORKS PROGRESS ADMINISTRATION_e0077638_12463269.jpg

by in-cahoots | 2011-07-25 12:48 | 音楽
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