3月1日(月)
忙しさにかまけて、
しばらく更新を怠っていたら、
グイっと背中を押されるような偶然が。
そうです、はい、
ぼくはこの瞬間のために更新を待っていたのです。
(2月23日付をご覧になって下さいね)
それは、
お昼にラーメンをすすりながらテレビを見ていたときだった。
その画面になんとニール・ヤングが。
バンクーバー冬季五輪の閉会式で、
彼は、「ロング・メイ・ユー・ラン」を歌いはじめたのだった。
その昔、旧友スティヴン・スティルスとのスティルス・ヤング・バンドに向けて用意した曲だ。
その歌の中で、彼は、
懐かしい友人に向けて、
いろいろあったけど、ずっと走り続けようぜと歌いかける。
そして、こうも歌う。
きっと、きみは、
ビーチ・ボーイズの「キャロライン」なんか口ずさみながら、
誰もいない海へに向かってひとり歩いているのかな、と。
その昔、初めてこの曲を聴いたとき、
そこのフレーズになって、
ビーチ・ボーイズの「キャロライン・ノー」のコーラスが重なってくるその瞬間が、
余りにも素敵で、倒れそうになったくらいだ。
そんな「ロング・メイ・ユー・ラン」を歌っていた。
いまは、その頃よりは百倍くらいは好きな「ロング・メイ・ユー・ラン」を。