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吉田修一著「横道世之介」
12月3日(木)

 世之介と出会った人生と出会わなかった人生で何かが変わるだろうかと、ふと思う。
 たぶん何も変わりはない。
 ただ青春時代に世之介と出会わなかった人がこの世の中には大勢いるのかと思うと、
 なぜか自分がとても得をしたような気持ちになってくる。

 吉田修一著『横道世之介』の帯には
 こんな惹句が
 本文から引用されている。
 出会った人にこんな風に思われるような人生が送れればいいな、
 とぼくも思う。
 音楽との出会いに関しても同じことが言えるのですが。
 
吉田修一著「横道世之介」_e0077638_1292514.jpg

by in-cahoots | 2009-12-04 12:10 | 書籍
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