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1月28日(土)
先日、パット・メセニーを、ブルーノート東京で。 例の42弦のピカソギターを、彼が実際に弾くところを初めてみた。 3本くらいのギターのボディが交差しながら一体化していて、 見るからにしてすごいというか、 申し訳ないけど、笑えるくらいだった。 でも、音が響きあって、 目を閉じて聴いていると、何人もの人がギターを奏でているような気さえしてくる。 ちなみに、このギター、 カナダのギター作家リンダ・マンザーに、 可能な限り沢山の弦のギターをと注文して、約2年がかりで完成したらしい。 本格的に使ったのは、 1997年のアルバム『イマジナリー・デイ』の中の「イントゥ・ザ・ドリーム」だったが、 そのときの彼の発言では、 既に、オーネット・コールマンやケニー・ギャレットなどのレコーディングでも使っていたらしい。 ![]()
1月23日(月)
「寒いですねえ」というのが、最近の挨拶みたいなものになった。 昨年の夏を思いかえすと、「暑いですねえ」だったような気がする(笑)。 スザンヌ・ヴェガを、ビルボードライヴ東京で見て、 その後、友人たちとワインを飲みながらあれやこれやと喋っていたら、 外はすっかり雪に。 スザンヌ・ヴェガ、歌声も体型も以前と変わらず、 か細いようでいて、太い芯が入ったような歌声に溜息を。 1月21日(土) 二十四節気で最も寒いとされる大寒だったこともあって、 この日は、本当に寒かった。 朝から空はぼんやりとして、みぞれ交じりの雨が降る中を、 遊佐未森のライヴに、ラフォーレミュージアム六本木へ。 新作『淡雪』の発売を記念してのライヴ、 会場に足を運ぶ人たちもみんな寒そうだった。 歌というひとときの暖をいただいてまた寒い夜の町へ。 手元の辞書を引くと、 淡雪とは、 春先に降り、うっすらと積もっては消えていく雪とあった。 写真は、23日の夜遅く、自宅近くで。 ![]()
1月18日(水)
いきなりの「ザ・メイカー」だった。 ダニエル・ラノワをビルボードライヴ東京で見た、聴いた。 この人のギターを聴いてると、石ころだらけの川原を裸足で歩いてるような気になる。 それも、深い暗の中で水の匂いを頼りに。 気のせいかもしれないけど、 この人のギターには、いつも水の匂いがする。 そして、 川の流れに沿っていくと、 見たことのないとんでもない世界が待っていそうなんだけど、 彼は、途中でスパッとその流れを断ち切ってしまう。 その瞬間にぼくは慌て、戸惑い、 そしてなんとも言えない刺激に快感を覚える。 大好きです、こういう人。 ブライアン・ブレイドの演奏もすごかった。 ![]()
1月16日(月)
畏まらず、普段着の言葉たちが歌を奏でる。 そして、その歌たちが ポーンと冬空に放たれる。 それだけ。ただ、それだけに過ぎない。 東京ローカル・ホンクの歌は、だいたいそうだ。 冬の乾いた空気のせいだろうか、 それとも、 歌たちが着ぶくれしていないからだろうか。 いつもよりも遠くと飛んでいきそうだ。 その歌たちに、 何処へ行くのかと、ふと声をかけてみたくなった。 東京ローカル・ホンクの『さよならカーゴカルト』を聴きながら。 ![]()
1月15日(日)
旧聞に属する話しで申し訳ないのだけど、 先日、渋谷のMt.Rainier Hallで村田和人のライヴを。 アルバムコンプリート・ツアー#5 BOY'S LIFEとタイトルにあるように、 既存のアルバムに基づき、それをライヴで再現するという企画だ。 ムーンレコード時代、 つまりデビュー当初の彼を支えていたスタッフのみなさんに声をかけていただいたのだけど、 この日は、 ちょうどその頃の作品で、 1987年に発売された『ボーイズ・ライフ』を再現。 ロニー・フォスターなどと一緒のロサンゼルス録音を含む1枚で、 これが、ムーンレコードでの最後のアルバムとなった。 もちろん、『ボーイズ・ライフ』以外に、お馴染みの曲も披露、 最後は、弾き語りで「電話しても」を。 この曲でデビューして、今年は30周年ということらしい。 そうかあ、もう、そんなになるんだなあ、と思いながら、 何かがふっきれたような彼のたたずまいも含めて、 なんとも気持ちの良い時間を過ごさせていただいた。 当時のスタッフのみなさんも、 Tシャツを買ったりして、とても楽しそうだった。 ![]()
1月10日(火)
お待たせしました。 我がサイト、In-Cahootsでの恒例企画、 「2011年度、わたしの、ぼくのBest3」、 Little Harvest Special(ここをクリックするとご覧になれます)で更新されました。 是非、ご覧下になって下さい。 参加したみなさん、ありがとうございました。 1年後に、またここでお会いしましょう! 写真は、 先日みた海と空の様子。雲の隙間から光がーー。 こういうのって、天使のシャワーっていうんでしたっけ? ![]()
1月8日(日)
今年初めての釣行。 天気も良くて、釣り道具一式を車に積み込んで準備万端、いざ、出陣。 午後、外房の大海に向けて竿を振り下ろす。 もっとも、餌屋さんで得た情報も期待が薄く、 先に釣り場にいらした親子連れも、苦笑いしながらまったく駄目ですよ、とのこと。 実際、海は澄みきって真冬の海の様相を呈し、魚たちの気配は微かも聞こえない。 3時間ほど粘ってみたけど、夕刻には肩を落としながら納竿。 さあて、今年はどんな釣りができるでしょうか。 でも、海はいつ来ても気持ちが良い。 例によって、釣果は以下に化けました。 ![]() ![]()
1月6日(金)
「3:11(サンイチイチ)」。 昆さんたち、遺族、被災者への想像力にこれだけ欠ける物言いはない。 通り一遍の見聞だけで訳知り立てに話す人間のなんと多いことか。 震災はまだ現実だし、符号化してはならない。 毎日新聞1月4日付朝刊で紹介されていた記事からの引用だ。 三陸支援支局宮古駐在の鬼山親芳記者のコラムで12月20日岩手県版に掲載されたらしい。 文中に出てくる昆さんとは、 今回の震災で亡くなった岩手県釜石郷土史研究家昆勇郎さんのことをさす。 殊更正義感が強いわけでもないし、 むしろ、そういうのをふりかざすのが嫌いなほうなんだけど、 震災以降、喉を通り抜けてくれない異物の固まりのようなものがぼくにはあって、 たぶん、漠然とだけどこういうことなんだろうなと思う。 つまり、それは、 3月11日を含めてそれ以降日本で起きた諸々の不幸な出来事が 「3:11(サンイチイチ)」とひとくくりにして語られてしまうことへの違和感だ。 そして、それをどう扱っていいのかわからないままここまでやってきた。 はてさて、どうしたものか。 写真は、 グレン・グールドの「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」 (もちろん、81年盤ではなく、55年盤をCD化したものです)。 今年、初めて聴いたのはこれだった。 不眠症ってことでもないのですが。 ![]()
1月1日(日)
今年最初の太陽は、恥ずかしがりやだったのかもしれない。 雲に隠れて、とうとう晴れ姿を見せることはなかった。 それでも、 大変だった2011年に改めてさようならを。 そして、沢山の感謝とともに新しい年を迎える。 粛とした気持ちも忘れずに。 今年も、宜しくお願いします。 ![]()
12月29日(木)
銀座でプライベートな食事会を終え、 昼間からのワインにほろ酔い気分でブラブラと。 買い物客で混み合う中を、 毎年変わらぬfILOFAXのリフィルを購入すると いよいよだなあ、と 年の瀬を実感する。 今年は辛いこと、悲しいこと、淋しいことが沢山あったので、 来年は、手帳には楽しいこと、嬉しいこと、優しいことを沢山書き込みたい (ものですね)。 ![]()
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