ローリング・ストーンズとリトル・ウォルターでブルース三昧
12月6日(火)

ここ数日、ブルース三昧だ。
もちろん、そのきっかけは、ローリング・ストーンズの新作『ブルー&ロンサム』。
新曲集を予定してスタジオに入り、肩慣らしのつもりでブルースを歌い、演奏し始めた。
リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、マジック・サム、ジミー・リードetc、、、。
興が乗って予定は変更、そのままブルースのカバー集に。
しかも、3日間で仕上げたという。
エリック・クラプトンの参加というおまけまでつけて。
その発想からして楽しいが、
殊に、ミック・ジャガーが活き活きと歌い、ハーモニカを吹いている。

12月2日の発売が待ちきれなくて、だったらと、予習のつもりで聴いていたのが、こちら。
リトル・ウォルターの『ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー』。
シカゴ・ブルースのハーモニカ奏者で、歌も歌った。
今回、ストーンズは、4曲、彼のブルースを取り上げている。
久々に取り出したけど、
猛烈に煙草を吸ってた頃の名残で、ケースが黄色くくすんでいるw、、、。
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# by in-cahoots | 2016-12-06 10:50 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ビリー・ブラッグ&ジョー・ヘンリーが、列車の旅で、歌う。
12月4日(日)

今年も、印象深いアルバムがいろいろ発売されたが、これもその1枚だ。
2016年3月、ビリー・ブラッグとジョー・ヘンリーの英米の二人の才気が、ギターを抱えてシカゴで列車に乗り込む。
二人が乗り込んだのは、テキサス・イーグル号と呼ばれ、ダラスやフォートワースなどテキサス州を通ってサンアントニオへ。
そこで、ロサンゼルス行きのサンセット・リミテッド号に連結され、大陸横断の長距離列車となる。

二人は、4日間、鉄道の旅をしながら、途中の駅の待合室や線路脇の空き地で、歌い、演奏し、
それを録音していった。
しかも、鉄道や旅を題材にした歌の数々を。
例えば、古い米国民謡で、
1934年にレッドベリーが録音して以来多くの人に親しまれてきた「ミッドナイト・スペシャル」がある。
ミッドナイト・スペシャルとは、夜行列車のことだ。
刑務所で過酷な労働を強いられる黒人の囚人たちにとって、夜、窓に差し込む列車の光は、自由への希望の光でもあった。
他にも、ハンク・ウィリアムスの「ロンサム・ホイッスル」、
ジミー・ロジャースの「ウェイティング・フォー・ア・トレイン」等々。
アルバムは、『シャイン・ア・ライト: フィールド・レコーディングス・フロム・グレイト・アメリカン・レイルロード』という。

歌たちは、見失った大切なものを探すために、
過去と現在と未来を結ぶ旅へと、ぼくらを誘ってくれているようにも思える。


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# by in-cahoots | 2016-12-04 14:16 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
predawnにきいた、新作『absence』のこと、いろんなこと
12月2日(金)
 
昨日12月1日(木)付、毎日新聞夕刊で、
predawnこと清水美和子さんにインタビューさせていただいた記事が掲載されました。
インターネットでもご覧になれると思うので、宜しければ、、、。
 

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# by in-cahoots | 2016-12-02 10:33 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
15年前の今日、ジョージ・ハリスンは旅だった。
11月29日(火)

ジョージ・ハリスンが亡くなったのは、
2001年11月29日、15年前の今日だ。
没年齢は、58才。
ぼくはもう、とっくにその年齢を過ぎてしまっている。

以下は、初めて書いた「ドント・バザー・ミー」についてのジョージの発言だ。
『ジョージ・ハリスン自伝』(ジョージ・ハリスン著、山川真理訳)の中で、こう記す。
こういう人だから、ぼくは好きだった。

とりたてていい曲だとは思わない。
「曲」ですらないのかもしれない。
でもこれのおかげで、
とにかく書きつづけていさえすれば、いつの日かいい曲が作れるようになるかもしれないと思えるようになった。
「いい曲が書けますように」という気持ちは、今も同じだ。
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# by in-cahoots | 2016-11-29 13:16 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
バリー・ギヴの歌に泣く
11月27日(日)

ビー・ジーズのバリー・ギヴが、ソロとしては32年ぶりというオリジナル・スタジオ録音の新作を発表した。
『イン・ザ・ナウ』という。
彼はこの8月に母親を亡くし、アルバムは、その母親に捧げられている。
母親以外にも、アンディ、モーリス、ロビンといった弟たちも既にいない。
恩人のロバート・スティグウッドが、旅立ったのも記憶に新しい。

いっぽうでは、このアルバムの完成には息子たちが尽力してくれた。

そうやって、大切な人たちとの悲しい別れの数々と、
息子たちとの新しい旅立ち、それらがいろんな形で織り込まれて歌を紡ぎあげていく。
本編最後は、「虹のおわりに」という。
弟たちに捧げた歌だ。
グレッグ・リースのスティール・ギターを絡めながら、訥々と歌い込まれていて泣かせる。
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# by in-cahoots | 2016-11-27 10:56 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
薬師丸ひろ子、シネマ・ソングスを歌う
11月25日(金)

昨日は、朝から雪が舞う寒い一日となった。
関東地方で、11月のこの時期に雪が降るのは、54年ぶりらしい。
そして、都内での積雪となると、観測史上初になる、とテレビが伝えている。
いつものことだが、大騒ぎだ。

夕刻にはその雪も雨も止んで、クリスマスのイルミネーションが華やかな六本木へ。
薬師丸ひろ子さんのライヴ@billboard liveをみるためだ。
歌手デビュー35周年を記念して、
映画音楽を集めたカバー・アルバム『シネマ・ソングス』を発表されたばかり。
「ムーン・リバー」に「Cavatina」、「戦士の休息」に「セーラー服と機関銃」等々。
女優としてもそうだが、
歌手としても、何一つ疎かにせず、誠実に、丁寧に向き合ってこられたことが伝わってくるようなライヴだった。
『シネマ・ソングス』では、ライナーノーツを書かせていただきました。
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# by in-cahoots | 2016-11-25 11:48 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ボブ・ディランは言った、Play it fuckin' loud ! と。
11月22日(火)

この冬は、時間を持て余すことなく過ごせそうだ。
なにしろ、36枚組。
『ボブ・ディラン/ライヴ 1966』
Bob Dylan The 1966 Live Recordings

このときのツアーに同行したのは、
ロビー・ロバートソン/ギター、
リック・ダンコ/ベース、ヴォーカル、
リチャード・マニュエル/ピアノ、
ガース・ハドソン/オルガン、
ミッキー・ジョーンズ/ドラムス、
つまり、リヴォン・ヘルム抜きの、後のザ・バンドの面々だった。

1966年5月17日、
場所は、マンチェスター、
客席からの野次に、
後ろを振り返り、ディランはバンドのメンバーたちに声をかける。

Play it fuckin' loud !

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# by in-cahoots | 2016-11-22 15:20 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
モーズ・アリソン、逝く
11月20日(日)

ローリング・スートンズ、ザ・フー、ヴァン・モリソン、クラッシュ、ボニー・レイット、エリック・クラプトン、エルヴィス・コステロetcが、その影響を誇らしげに語ったり、曲を取り上げたりしていた。
「Everybody Cryin' Mercy」、「A Young Man's Blues」、「Parchman Farm 」etc。
どうもすごい人らしい、というわけで知った。
それが、モーズ・アリソンだ。
実際、一般的にはほとんど知られていない。
ジャズの鍵盤弾きで、歌うたい。
だけど、ジャズの枠を超えた独特のグルーブを醸し出す、それはまるでブルースマンのそれにも近い。
ただし、インテリジェンスとユーモアをまぶして、とびっきり洗練されているのだけど。
2010年には、ジョー・ヘンリーが1年近くかかって説き伏せ、
新作『ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド』を完成させたのも記憶に新しい。

そのモーズ・アリソンが、11月15日、サウスカロライナの自宅で息を引き取ったらしい。
89才だった。米国ミシシッピー州ティッポの生まれ。
つい先日亡くなったレオン・ラッセルも、彼を尊敬し、影響を受けた一人で、
「I'm Smashed」を取り上げていた。
r.i.p. Mose Allison
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# by in-cahoots | 2016-11-20 10:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
レオン・ラッセルも、逝く、、、。
11月14日(月)

訃報が続く。
レナード・コーエンに続いて、今度はレオン・ラッセルだ。
11月13日、テネシー州ナッシュヴィルの自宅で、寝たまま息を引き取ったらしい。
74才。夏に心臓発作で倒れ、休養中だったという。

「ソング・フォー・ユー」に「スーパースター」に「マスカレード」etc、、、
彼が残した作品はいろいろあるけれど、
「バック・トゥ・ジ・アイランド」も、「ハミングバード」も好きだけど、
ぼくの場合は、やはり、「タイトロープ」だ。

1973年11月、上京して初めて武道館に足を踏み入れたコンサートが、
彼の来日公演、それも絶頂期のものだった。
武道館って大きいなあ、とみまわしたものだった。

熱くて、だけど、何処か醒めたような、彼のそんなところも好きだった。

R.I.P. Leon Russell

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# by in-cahoots | 2016-11-14 10:48 | 音楽 | Trackback | Comments(1)
レナード・コーエン、旅立つ
11月13日(日)

11月10日、レナード・コーエンが旅立ったそうだ。
新作『You Want It Darker』を発表したばかりだった。
その表題作は、こう閉じられていた。

I'm ready, my Lord


82才、歌をありがとう、、、。
もちろん、これもその一つ、、。



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# by in-cahoots | 2016-11-13 10:38 | 音楽 | Trackback | Comments(0)